子どものケンカにかかわることに約9割の保護者は抵抗を感じている!
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子どものケンカ相手にアプローチしない保護者が多い!
ここからは、子どものケンカへの保護者のかかわり方に関してお聞きしています。まず、ケンカの内容などについてどの程度お子さまと話をしているか、ケンカ相手の家庭に対して保護者はコミュニケーションを取っているかを伺いました。
【図5 ケンカの内容や相手の子への対応などについて、あなたはお子さまとどの程度話をしましたか?】
【図6 ケンカの相手の子やその保護者に、あなた自身からケンカについてコミュニケーションを取りましたか?】
【図7 ケンカ相手の子や保護者からケンカについてコミュニケーションがありましたか?】
【図8 ケンカしたあと、お子さまはどのくらいでケンカ相手と仲直りしましたか? 近いものをお選びください。※複数回ケンカをしている場合は、平均して近いものをお選びください】
ケンカの内容や相手への対応などについて、「子どもと話をした」という保護者は約65%。多くの家庭で親子が話し合っていました。
ところが、「自身が相手のお子さまや保護者に対してコミュニケーションを取った」という保護者も、「相手の保護者からコミュニケーションがあった」という保護者も、多くありません。いずれも20%前後の割合でした(図6、7参照)。
一方、図8を見ると、ケンカしたお子さま同士の仲直りがとても早いことがわかります。約30%のお子さまは「当日中」に仲直りをしていますし、期間を「2、3日」までに延ばせば、仲直りをする割合は70%近くまではね上がります。このようにお子さま同士が短期間で仲直りができることも、保護者が相手の家庭に対してコミュニケーションを取らない理由ではないでしょうか。
保護者は子ども自身が解決できると思っている!
では、保護者は、子ども自身が友達とのケンカに対処できると思っているでしょうか。
【図9 あなたのお子さまはケンカ(きょうだいゲンカ・親子ゲンカは除く)にどの程度対処できていると思いますか?】
【図10 あなた自身はお子さまのケンカ(きょうだいゲンカ・親子ゲンカは除く)に対しての対処はどの程度できると考えていますか?】
【図11 図6で「ケンカの相手の子やその保護者に、あなた自身からケンカについてコミュニケーションを取った」と回答したかたに伺います。コミュニケーションを取った結果、仲直りはできましたか?】
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