ママ友・パパ友とのトラブルを事前に回避!お付き合いの秘訣を先輩保護者に聞きました
- 育児・子育て
ママ友・パパ友とのお付き合いは、楽しいことや助けられることもあれば、思わぬトラブルに遭遇してしまわないか不安に思うこともあると思います。トラブルを回避して、良好な関係を築くにはどうすればよいのでしょうか。
先輩保護者に聞いた「お付き合いの秘訣(ひけつ)」(※1)をご紹介します。
ママ友・パパ友とのお付き合いで気を付けるべき2つの話題
ママ友・パパ友との会話には、トラブルのタネになりうる話題も……。盛り上がった勢いで話してしまったことが思わぬ事態に発展しないよう、次の3つに気を付けていきましょう。
1.うわさ話や悪口
- うわさ話はしない。誰が聞いていても問題ないことしか話さない。(小学3年生/小学5年生・島根県)
- うわさ話や、悪口には入らない、聞かない。(年少未満/小学1年生・埼玉県)
2.プライベートな話
- 正直に家庭のことを話さない。(小学5年生/中2・和歌山県)
- 付かず離れず程よい距離感で話す。プライベートに関わる話には深入りしない。(小学1年生・愛知県)
- プライベートに踏み込まない。仲良くなりすぎない。踏み込んだ質問をしてくる人にはお茶を濁した答え方にして、今後あまり関わらないようにする。(小学1年生・埼玉県)
適切な距離感を保つ2つの工夫
「同級生のママさんとは、懇意になりすぎない方がいいです。どうしても距離感が近くなり、気が進まない付き合いも断りづらくなります。(小学6年生・千葉県)」など、ママ友・パパ友とは適度な距離感を保つことが大切とのコメントが多数寄せられました。とはいえ、適度な距離といっても、どうすればいいのかわからないこともあるでしょう。先輩保護者の2つの工夫を紹介します。
1.立ち話程度にとどめ、干渉や期待をしないようにする
- ママ友をつくっても子ども同士が不仲になるなどのトラブルもあり得るので、あいさつや立ち話程度の仲にしています。ママ友と自分との価値観の違いなどもあるので。なので、付かず離れずが一番いいと思います。(小学6年生・大阪府)
- 互いに干渉しすぎない、期待しない、依存しない、尊重する。どんな人間関係であっても必要なことですが、大切にしてくれる他人だからこそ、大事だと思います。(小学5年生/中学1年生/中学3年生・大阪府)
2.張り切りすぎず、適度に割り切る
- 「ママ友」と意気込まず、「気が合う人がいたら、お付き合いを続けよう」くらいの感覚でお互い接してるのかなぁ、と思います。(小学4年生・東京都)
- たいていの場合、子ども同士の接点がある間(同じ園や学校に在籍している期間)だけの付き合いです。あまり繊細に考えず「期間限定」の付き合いと割り切っておくと多少のことでは深刻にならずに済むと思っています。真にご縁のつながった相手とは、自然と続いていくので長くても中学卒業まで。そう思えばたいがいのことは捨て置けます。(高校3年生・北海道)
- 友人でもない限り「ママ友」「パパ友」というスタンスがよくないです! 「自分の子が仲良しな子の保護者さん」くらいの距離感が大事です。(年中/小学2年生・北海道)
仲良くなるには時間をかけることも大切
信頼関係を築いていくには、時間をかけることが大切との指摘も。園や学校でのつながりがあるからといって、距離を縮めようと張り切るよりも、時間をかけて信頼関係を築いていけるといいですね。
- 私個人としては、最初は誰にでも感じよくあいさつして顔見知りは増やしつつ、ある程度関係性ができてからママ友パパ友になれるか見ました。まずママ友をつくるっていう目標は持たないことが最初の秘訣かなと。最初からお友達! 仲良し! ってなるママ友グループにあこがれもあるんですが、そういうグループって子どもを連れて《ママたち》が集まることが多いので、子ども同士仲良くなれなかったらつらいなと。あくまでも子どもの付き合いの延長なのが一番かと思うので、初めから焦って友達づくりはしなかったです。(小学1年生・大阪府)
まとめ & 実践 TIPS
ママ友・パパ友とは、良好な関係を築きたいもの。付かず離れずの適度な距離感を保ちつつも、いざという時には情報交換やフォローをし合えるといいですね。あまり気負いすぎずに、価値観や気が合う人がいればラッキーくらいに構えておくのもいいのかもしれません。
(出典)
※1
ママ友・パパ友付き合いに関するアンケート
調査地域:全国
調査対象:未就学児・小学生・中学生・高校生のお子さまをお持ちの保護者のかた
調査期間:2024年1月29日~2024年2月15日
調査手法:WEBアンケートによるベネッセ調べ
有効回答数:42名
https://benesse.jp/qa/nayami/20240129-1.html
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