お泊まり保育で我が子が心配…保護者がすべき準備と心がまえとは
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幼稚園や保育園のお泊まり保育で、お子さまがちゃんと過ごせるか心配になるものです。「友達と仲良く過ごせるか心配」「お泊まり保育では何をするの?」と気になっていませんか? 今回はお泊まり保育の内容や、保護者の心がまえについてお伝えします。
この記事のポイント
お泊まり保育のねらい
お泊まり保育はさまざまなねらいが決められています。園によって差がありますが基本的には思い出作りや、友達との協調性を育てることがねらいです。さらに保護者のもとを離れて過ごすことで、自立心を育てるねらいも込められています。
いつもお世話をしてくれる保護者と離れると、お子さまは自分でやることが多くなります。生活リズムを把握したり、先生との絆をより深めたりする目的もあるのです。
お子さまにとって、友達と先生だけで過ごすひとときはとても新鮮です。新しい経験をして、精神的に成長できるようになっています。
- 友達や先生との思い出作り
- 協調性・自立心を学ぶ
- 新しい経験ができる
お泊まり保育の内容
お泊まり保育の内容も、園の教育方針や施設の規模によって変わります。園で全ての行事をおこなうところや、屋外の施設でおこなう園もあります。
昼間はお祭り遊び・自然と触れ合うなど、特別感の高い内容となっています。さらに園外の施設(科学館や水族館など)に出かけるなど、内容はさまざまです。夜には園内での肝試しやキャンドルナイトが行われ、夏には園庭で花火をする園もあります。
食事はお昼だけお弁当を持ち込む園や、カレーなどを園児が作って食べることも多いです。園児が材料を切ったり、丸めたりするなど簡単な料理をして食べます。自分たちで作った料理を食べるのは、園児にとって新鮮な体験となりますね。
お風呂は園内のシャワーで済ませることもあれば、近くの銭湯に入ることもあります。布団は園で準備されている場合や、お昼寝布団を持ち込む場合などの違いがあります。就寝時間は8時半から9時、起床時間は6時頃が多いです。
心配なことは事前に伝える
信頼できる園や先生にお任せするとはいえ、保護者のもとから離れて一晩を過ごすのは心配もあるでしょう。お泊まり保育の申し込みのときに、気になる点や伝えたい点は先生に伝えておきましょう。
保護者が心配な点はいくつかありますが、以下の内容が多くみられます。
・おねしょが治っていない
・薬を飲まなければならない
・食品アレルギーがある
・お泊まり保育を嫌がっている
・保護者から離れられない
・体調不良(せきや鼻水など)
ほとんどの内容は先生もこれまでに経験しているため、相談しておけばできる限りの対応をしてもらえます。おねしょの場合は、夜中に起こしてトイレに連れて行くなどをしてくれるでしょう。
お泊まり保育を嫌がるお子さまに関しても、先生が日常の会話の中で前向きな言葉を投げかけてくれます。保護者の方でもお子さまにフォローをして、少しでも楽しめるようにしてあげてくださいね。
前日に体調不良の場合は、思い切って休ませることも考えておきましょう。お泊まり保育の途中で発熱があっては大変です。先生も当日に向けて準備をしているので、欠席の決断は早めにしましょう。
- 気になる点は早めに先生に伝える
- 保護者のフォローも大切
- 体調不良は欠席の判断も必要
まとめ & 実践 TIPS
園生活が数少ないお泊まり保育。内容やねらいを理解して、どんなことをするのか把握しておくと心配も少なくなります。心配なことは先生に相談しておき、お泊まり保育を楽しい思い出にできるよう、保護者もフォローしてくださいね。
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