子どものウソは2タイプ?!タイプ別に見るその理由と上手な対応法

子どもが意識的に嘘をつき始めるのは3歳~4歳頃からだといわれています。よくないイメージのある「嘘」ですが、相手が考えていることを想像して嘘を言う、という行動はお子さま自身がいろんなことを考えられるようになった証拠です。

とはいえ、人に迷惑をかけたり混乱させたりする嘘は言わないよう教えたいもの。今回は嘘のタイプ別に見る、ベストな対応法をご紹介します。

この記事のポイント

「隠したい」が理由の嘘

「嘘をつくのはよくないこと」と分かっていても、つい嘘をついてしまう……。そのような行動にはいろんな理由が隠れています。

小学生くらいのお子さまでとくに多いのは、「宿題おわった」「ここに置いたのに無くなった」などのささいな嘘です。理由としては「保護者に心配をかけたくないから」や「叱られたくないから」が多いパターン。

大人からすれば「ちゃんと言えばいいのに、なんで嘘をつくのだろう」と思ってしまいますが、子どもからすれば嘘をついてまで「叱られたくない、心配をかけたくない」と思っています。「なんで嘘をついたの!?」とさらに注意したくなるかもしれませんが、責めるのではなく聞くスタンスで話をしてみましょう。

■「心配させたくない」が理由の嘘への対応

保護者に心配をかけたくなくて嘘をついている場合は「周りの人にも知られたくない・本人自身がどうすればよいか分からない」と思っている可能性もあります。保護者の声掛けとしては、まず「あなたのことを大切に思っているから、きちんと言ってほしい」と伝えましょう。

話を大きくしたくなくて嘘をついていることもあるので、どうするかは本人の意向に沿った対応をするのがベストです。きちんと言っても大丈夫、という安心感をお子さまに持ってもらうことが大切です。

■「叱られたくない」が理由の嘘への対応

お子さまが正直に話してくれたら、「ちゃんと言ってくれてありがとう。次からはこうできるといいね」と、お子さまができる範囲のレベルで目標設定をしましょう。それが達成できれば褒める、達成できなくても頑張っていたら褒める……を積み重ねることで、少しずつ自信がつき、嘘をつく必要がなくなってきます。

友達に合わせたい「ノリ」が理由の嘘

誰かと話しているときについてしまいがちな嘘は、その時のノリで話に合わせてしまったから、というものが多いかもしれません。しかしなかにはあいまいな記憶や大げさな言い方が原因で、故意ではないのに「嘘をついてしまっている状態」になる場合も。

そのような状態になるのは、そこまでして友達に合わせたい・仲間に入っていたいという面があるからかもしれません。自分に自信がなかったり、一人になりたくないという不安からその場に合わせたノリの嘘をついてしまいますが、その嘘をフォローするためにさらに嘘をつく必要があったりして、けっきょく最後は信頼をなくしてしまいます。

■「等身大の自分で大丈夫」なことを伝えよう

知らないことはきちんと「知らない」と言うことで、新たなコミュニケーションが生まれる可能性もあります。お子さまの気持ちを考慮しながらも、友達に合わせすぎなくて大丈夫なこと、マイペースで過ごす大切さなどを繰り返し伝えましょう。

「嘘をついたらどうなるか」を教えよう

ある程度の年齢になると、相手のことを思ってあえて嘘をつくこともあるでしょう。しかし小学生くらいの年齢は、嘘をついてしまうと本人や周りも混乱してしまうことがほとんどです。最終的に「あの子の言うことは嘘か本当か分からない」と思われて、信頼をなくしてしまう可能性があることを伝えましょう。

また、保護者がお子さまに嘘をつかせるような行動をとらないことも大切です。正直に話しても大丈夫、という安心感がなければお子さまは嘘で取り繕い、自分を守ろうとするでしょう。何か失敗をしてしまったときに叱ったり責めたりすると、それを隠そうとして嘘をつくこともあるので、失敗しても「失敗は成功のもと」なスタンスで前向きに捉えるのがおすすめです。

まとめ & 実践 TIPS

嘘は基本的によい効果を生みません。しかし小学生くらいの子どもは「楽しさ・面白さ」を優先していろんな種類の嘘をついてしまうことがあります。そんなときは「嘘はよくない」ということを繰り返し伝えましょう。

また、保護者はお子さまの発言や行動をしっかりと見て、本人は嘘をついているつもりはないのに嘘をついている状態になってしまっていないかを把握しましょう。その場合は決して叱らず、話を聞くことが大切です。改善しない場合は病院や学校の先生に相談して、解決策を模索してみるのもおすすめです。

大切な我が子が嘘をついたら、まずは「なぜそうなったのか」の原因を探してみましょう。

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