「好きな子ができた!」小学生の子どもに打ち明けられた親の心構え

「好きな子ができた!」そう子どもに打ち明けられてドキッとしたことはありませんか? 恋心を抱くことは自然なこととはいえ、まだ早いような気がしてモヤモヤすることもあるかもしれません。子どもの恋愛感情に親はどう対応していくべきか、考えていきましょう。

この記事のポイント

子どもの気持ちを否定しない!

まだまだ子どもだと思っていたら、恋愛感情が芽生えていたことを知って、焦ってしまう保護者も多いことでしょう。「まだ早い」とか「勉強に差し支えがあったらどうしよう」と心配も尽きませんよね。
「そんなふうに思っちゃダメ!」と子どもの気持ちを否定してしまうこともあるかもしれません。

でも「好き」という気持ちは、自然に生まれる感情。優しくされたり、クラスやスポーツで活躍する姿を見たりして、心が惹かれるのはとても素敵なことです。それを最も信頼する保護者から否定されてしまったら子どもはどう思うでしょうか? 「何か悪いことがあるのだろうか?」と不安を感じたり、悲しい気持ちになったりしてしまいます。

「好きだなと思う子ができたんだね。素敵だね」と、まずはその気持ちを受け止めてあげるようにしましょう。

詮索NG! 見守りながら一喜一憂に寄り添う

子どもの気持ちを受け止めたからといって、根掘り葉掘り聞き出すような詮索はNGです。詮索をされると、子どもも「何か問題があるのかな?」と心配になり、「色々言われるのも嫌だから話すのはやめよう」と心を閉ざしてしまうこともあるものです。
子どもの好きな子について、あれこれ聞き出したい気持ちが生まれてくるのは当然のことですが、基本は「見守る」というスタンスでいましょう。

そのうえで大切なのは、子どもの感情に寄り添うということ。恋愛感情を抱くと、嬉しい気持ちになることもあれば、嫉妬してしまうことや、悲しい気持ちになってしまうことなど、感情面が大きく揺れ動くものです。それを1人で対処するのは、小学生にはまだまだ難しいでしょう。そのため、保護者の寄り添いが必要となるのです。

「今日は好きな子が他の子と話してばかりで悲しい気持ちになったんだね。それは残念だったね。明日は、朝あいさつするところから始めてみたら?」など、共感を示したり、前向きな声かけをしたりすることで、子どもの気持ちを安定させられるよう努めましょう。

相手の気持ちを想像する機会に

恋愛感情は、子どもの情緒面の発達にも役に立ちます。その効果を高めるには、ぜひ相手の気持ちを想像させるような投げかけをしてみてください。

「●●くん、今度サッカーの試合があるんだね。どんな言葉をかけられたらがんばれるかな?」とか「▲▲さん、風邪で休んじゃったんだね。学校に来られなくてどんな気持ちでいるだろう? どうしてあげたらいいと思う?」など、相手の立場や状況を踏まえて想像力を働かせることができれば、豊かな情緒が育まれます。

行きすぎた行動があれば毅然と注意

小学生であれば、ちょうどよいバランス感覚がまだわからず、ときに行動がエスカレートしてしまうこともあるかもしれません。そんなときは、保護者が毅然とした態度で注意をすることが大切です。

「2人きりで出かけるのは、まだ子どもだから心配。他のお友達も誘ってみたら?」

など、まだ早いと思われる行動にストップをかけることも必要になってくるでしょう。

恋愛感情に限らず、様々な事柄で子どもは、保護者の反応を見ながら「どのくらいならOKで、どのくらいはNGか」というバランスを養っていくものです。そのため、何でも子どもに任せて見守るのではなく、「ダメなときはダメ」と毅然とした対応を取ることも重要です。

まとめ & 実践 TIPS

「好きな子ができた!」というのは、感情が豊かに成長してきた証です。「まだ早い」とやみくもにタブー視することなく、見守りながら寄り添うことで、情緒面の成長の機会としていくようにしましょう。

ただし、思わぬトラブルに発展することなどを避けるべく、行きすぎた言動には明確にNGを出すことも忘れないようにしてください。

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