【年齢別】子どもの誕生日会を成功させるコツ! 招待はどこまで? 準備のポイントも

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1年に1回の誕生日は、お子さまの「大きくなった!」を実感できる特別な節目です。お祝いしてくれるお友達がいればもっと楽しい……ということで、お誕生日会を検討するご家庭も多いのではないでしょうか?

今回は招待するほうもされるほうも楽しめる、「誕生日会を成功させるコツ」を年齢別でご紹介します。

この記事のポイント

0歳~3歳のお誕生日会

まだお子さまが小さな頃の誕生日会は、家族や祖父母などでお祝いをすることが多いと思います。親戚の子などが来るなら配慮が必要ですが、基本的には我が子に喜んでもらうための料理や飾りつけに注力してOKです。

記念撮影用の飾りつけスペースも決めておくと、素敵な写真が残せてgood。年齢に合わせた材料のケーキを準備すると気分も上がります。時間帯はお子さまの機嫌が比較的良いと思われる時間を選びましょう。

場所は自宅や祖父母宅などどこでも大丈夫ですが、解散をスムーズにするなら、あらかじめ「会は3時間を目安にしています」など伝えておくとgood。

4歳~6歳(幼稚園・保育園)のお誕生日会

幼稚園や保育園に通う年齢では、お友だちはどこまで声をかけるか、料理やプレゼントなどはどうするかなど、配慮することが増えてきます。この年齢の子どもは保護者と一緒に行動することが多いので、呼ぶお友だちの範囲はママ同士が仲のよい間柄を選んでOKです。

我が子の誕生日のためにわざわざ集まってくれるので、基本的にはお金をもらわなくて済む程度の飾りつけ・イベント内容にするのがベスト。もしかするとママたちがお菓子などを持ち寄ってくれる可能性も。その際はありがたく受け取り、パーティーのなかで出してみんなで楽しめるようにしましょう。

ケーキはカットの手間や汚れなどが気になるので無くてもよいですが、ローソクを吹き消したい! という希望があればロールケーキやチョコパイなどを使うと便利。ホールの本格的なお誕生日ケーキは、家族のみで楽しむようにするとコストも抑えられます。

■プレゼントは不要と伝えておく

お友だちのお誕生日だからプレゼントを渡したい! というお子さまもいますが、何かを買ってプレゼント……となると保護者への負担も気になります。主催者側があらかじめ「来てくれるだけで嬉しいので、プレゼントは不要です」と伝えておくとスマートです。主役のお子さまにも「プレゼントはいらないと言ってあるからね」と伝えておきましょう。

この年齢であればお手紙や折り紙での手作りアイテムでもとても嬉しいもの。お金を使わずに喜んでもらえるものを考えるのも、大切な教育です。

7歳~10歳(小学校低~中学年)のお誕生日会

小学生になると子どもだけで行動するため、お誕生日会のゲストはお子さまと仲のよいお友だちのみになります。ここで頭を悩ませるのはどこまでの範囲のお友だちを呼ぶかですが、これは下校後に子ども同士でよく遊んでいる間柄までにするのがおすすめです。人数的には2~3人前後あたりでしょうか。

誕生日会の開催日は、休日は家族で行動するご家庭が多いかもしれないので、平日のなかで比較的早めに下校する曜日で選ぶのがベター。招待人数が少なければ日程を合わせやすいのも大きなメリットです。

■お菓子の用意やプレゼントはどうする?

準備するものとしては、食べ物ならホールの代わりとなるロールケーキやみんなで楽しめるスナック菓子・ジュースなどを、主催者側が負担にならない金額で、招待される側が申し訳なく思わずにすむ金額で用意を。

小学生になればプレゼントは相手に任せてOK。もしプレゼントをもらったら、その場でお友だち&保護者のかたへ宛てて感謝のお手紙を書き、持ち帰ってもらって保護者に渡してもらいましょう。決してもらいっぱなしにせず、お友だちとご家族へ、もらった側の保護者としての感謝の気持ちを伝えることが大切です。

■小学生なら「子どもたちだけで楽しめるゲーム」を準備しよう

誕生日会といえど、一通りの流れが終わればあとはいつもどおり遊び始めます。ゲーム機を持ってくる子もいるかもしれませんが、せっかくなのでみんなで楽しめるアナログな遊びを勧めてみても。

おすすめはトランプなどのカードゲームや、オセロ・ドンジャラなどのテーブルゲームです。数人いるからこそできる、それぞれの顔を見ながら楽しめる遊びをしてもらうと満足感もアップするはず。

■誕生日会をする時間は?

園児・小学生頃の誕生日会は、可能であればおやつの時間である15時を挟み、2~3時間程度で行うのがベスト。始まりの時間が遅くなるようであれば、それぞれの家庭での夕飯が食べられなくなるといけないので、準備するお菓子は少なめにするのがベターです。

終了予定時刻が遅くなるようであれば、主催者側がみんなを送っていくなどの配慮があると安心です。

まとめ & 実践 TIPS

主役のお誕生日を祝うお誕生日会ですが、お友だちを呼んでお祝いするなら主役だけでなく、全員が同じように楽しめる工夫をしましょう。全員が「とっても楽しかったね!」と終われたら最高です。

主催者側も招待される側もムリをしない範囲で、満足できる素敵な誕生日会が開けるとよいですね!

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