お友だちの誕生日はプレゼントを渡すべき?小学生の相場や線引きについて

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「今度、お友達の誕生日なんだって! プレゼント渡したいな」。お子さまが小学生になると一度は遭遇する出来事かもしれません。子ども同士での「あげる・あげない」や友達関係に金額などなど……。保護者としてはいろんなことを考えますよね。今回は渡す・渡さないのボーダーラインや、負担になりにくい小学生のプレゼント相場についてもご紹介します。

この記事のポイント

プレゼントを「渡す・渡さない」のラインは? 

お子さまからしてみれば、学校で話をする子たちはみんな≪お友だち≫の認識かもしれません。とくに女の子に関しては、学校内でも可愛いキャップや鉛筆などを交換しあったりすることも。お誕生日と聞けばやっぱりお祝いに何かあげたくなるものなので、家族で話し合ってきちんとボーダーラインを決めておきましょう。

学校にプレゼントを持っていけないこともあり、渡すなら基本的には「本当に親しい間柄のみ」でOKです。例えば「子ども同士が頻繁に遊ぶ、自他ともに認める仲良し」「保護者同士が顔見知り・知り合いで連絡を取り合える間柄」など。誕生日パーティーに呼ばれた際も同じく、この間柄以外はプレゼントを渡さない、パーティーに行かないという約束で徹底すると、予期せぬトラブルも防げます。

プレゼントは渡せないけど、でもやっぱり何かしたい! という場合は、気持ちを込めたお手紙を書くのもおすすめです。低学年の場合は保護者の負担にならない程度で、小さなシールやお友達が好きなキャラクターをプラバンで作ったものなど、添えてもよいかもしれませんね。

「お友達の誕生日」に関して我が子と話し合いを

お誕生日をお祝いしたい・プレゼントを渡したいという気持ちは素敵だけど、もしかするとそれに付随して「私の誕生日のときにも……」などのいろんな気持ちが生まれることもあるかもしれません。

お友だちに対して何かお祝いをするときは、「自分の誕生日にお返しのプレゼントは期待しない」「こうしてあげるからその代わりに……という考え方はしない」など見返りを期待して行動しないことの大切さを伝えましょう。また、「お金をかけたプレゼントはどちらのおうちの保護者にも負担になる」など、続くと困ってしまうような件に関しては、子どもだからと隠さずにしっかり≪大人の本音≫として伝えてもOKです。

プレゼントの相場は?相手に合わせたアイテム選び

小学生がお友だちへプレゼントを渡す場合は、お互いの保護者の負担になりにくい500円~1,000円程度が相場であり、無難なラインです。選ぶアイテムは、「えんぴつ+ノート+消しゴムのセット」や「コップ」「キーホルダー」などの気軽に使いやすいもので、お友達が好きなテイストのキャラクターやブランドを選ぶとgood。お菓子の詰め合わせはアレルギーの心配もあるので、避けたほうがよいかもしれません。

渡す際は子どもたちだけでやりとりしてよいですが、できれば相手の保護者へ「子どもの気持ちなのでお気遣いのないようお願いします」などのメッセージを、メモやLINEなどで送ると親切です。

まとめ & 実践 TIPS

小学生はまだ友達同士のやりとりなどを学んでいく途中段階です。「モノやプレゼントのやりとり」は嬉しくて楽しい反面、もらえたりもらえなかったりで悲しい思いをする場合も。我が子だけでなく、お友だち含めみんなが悲しい思いをせずにすむよう、できるだけきちんとルールを決めて楽しみたいものですね。

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