歯がための選び方、チェックポイント
赤ちゃんの歯の成長をサポートしてくれる「歯がため」。今はとってもかわいいデザインのものや、ユニークなものがたくさん出回っていますね。赤ちゃんが気に入りやすいデザインや安全な素材といった選び方のポイントを押さえて、適切なものを選んであげましょう。
デザインも素材も、赤ちゃん目線で選ぶことが大切です。1日に何度も口に入れて使うものだから、安心して使えるものを与えてあげたいですね。
赤ちゃんが気に入る歯がためはどんなタイプ?
歯がため選びのポイントは、第一に、握りやすさ。赤ちゃんの小さな手でしっかりとつかめる形状のものを選びましょう。また、赤ちゃんは赤や黄色、青などのはっきりとした色合いを好む傾向があります。赤ちゃんが興味を示す明るいカラーを選んであげるといいでしょう。最近は、ぬいぐるみや布製の絵本、ガラガラなど、いろいろなおもちゃに歯がためのモチーフが付属していることもあります。それらももちろん多様性があって便利ですが、口元に運びにくかったり、洗いにくかったりすることも。歯がためとしての機能を重視するなら、ひとつは装飾の少ないシンプルなタイプを用意しましょう。また、何度も口に入れて使うものなので、衛生面には特に気を配りたいところ。溝が多いデザインは洗いにくく、汚れがたまりやすいので注意しましょう。素材選びにも気を配りましょう
塩ビ(ポリ塩化ビニル)を原料とするベビー向けの製品の中には、弾力性を加えるために、フタル酸エステルという素材が使用されているものがあります。このフタル酸エステルは、環境ホルモン(生体に悪影響を及ぼす物質)とされているため、小さな赤ちゃんが口に入れるものとしては避けた方がいいでしょう。天然の木材や国産米などを原料とするものや、煮沸消毒のできるシリコン製のものなど、安全面、衛生面に配慮した歯がためも数多く出ているので、好みに合わせて選んであげましょう。また、かむことで塗料がはがれてしまうようなものも不向きです。できる限り無塗装のものや、自然塗料を使用したものを選びましょう。デザインも素材も、赤ちゃん目線で選ぶことが大切です。1日に何度も口に入れて使うものだから、安心して使えるものを与えてあげたいですね。
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