子どもの寝かしつけに「読み聞かせ」の効果を出すために守るべきポイントとは?

子どもの語彙力や想像力などを育てるのに効果的とされる「読み聞かせ」。それを寝る前の決まったルーティンとしておこなうことで、入眠儀式と学びの両方ができて一石二鳥……そう考える保護者のかたは多いはず。

しかし寝かしつけ前の読み聞かせは、本のタイプ次第で逆効果になる可能性も。お子さまのより良い睡眠のために守るべきポイントをチェックしておきましょう。

この記事のポイント

寝かしつけ前の読み聞かせ、どんな効果があるの?

人は寝る前に見たり聞いたりした出来事を、睡眠中に記憶に定着させやすいということが分かっています。そのため子どもを寝かしつける前に読み聞かせをすることで、語彙力や表現力などが身に付きやすくなる効果があると言われているのです。

しかし大人である私たちは、寝る前に本を読んだら面白くて逆に目が冴えてしまったり、本を閉じてベッドに入っても本の内容が頭のなかをグルグル回って眠れなかったり……なんて経験がありませんか?

実はこうなるのは、子どもも同じ。そのため、寝かしつけ前に読む本選びはとても重要なんです。

寝かしつけに効果的な「読み聞かせ本」の選び方

寝かしつけ前に読む本は「お子さまが読みたいものを選んで持ってくる制」をとっているご家庭も多いかと思います。お子さまの意志を尊重するのは大切、とはいえ寝かしつけ前に向いていない本を読むのも避けたいもの。そんなときは「寝る前に読む本だけを入れた棚」などを準備しておき、そこから選んでもらうようにするのもおすすめです。

■寝かしつけにおすすめな読み聞かせ本のタイプ

・ハッピーエンド……最後に「あーよかった!」と笑顔で終われると満足感・幸せ感でぐっすりと眠れます。

・寝かしつけ向けの本……静かなトーンでお話が進むものや、「おやすみ」などの言葉で終わる本はそのまま寝かしつけに移行しやすいのでおすすめです。2冊以上読むときは、寝かしつけ向けの本を最後に持ってくるとgood。

・短いもの……読み聞かせはできれば毎日やりたいものですが、保護者にとってかなり時間と労力が必要な作業であることは間違いありません。内容はとっても大事ですが、できれば短いものを選ぶと忙しい保護者のかたでも読み聞かせが続けやすくなります。

■寝かしつけ前にはちょっと避けたい読み聞かせ本のタイプ

・面白くて興奮してしまうもの……途中で大笑いしてしまう内容の本は、お子さまのタイプにもよりますが興奮して寝付けなくなる可能性があるので避けたほうが無難です。2冊以上読む場合は、最初に持ってくるのがおすすめ。

・身近な人の死などを取り扱うもの……こちらもお子さまのタイプによりますが、4歳・5歳・6歳頃になると「保護者の死」や「自分の将来」などを想像して不安になり、考え込んでしまう子もいます。寝る前は考える時間が豊富にあるため、読み聞かせをキッカケに眠れなくなる場合も。必ず伝えたい大切な話ですが、読み聞かせるなら昼や夕方など頭の切り替えがしやすい時間を選ぶといいかもしれません。

・長いもの、「つづく」などの話……少し年齢が上がれば長いお話もOKですが、長すぎるとお子さま自身がストーリーを把握できず、読み聞かせとして適さない場合も。次の日に持ち越すような話の場合は、お子さまによってはつづきが気になりすぎてソワソワする可能性もあります。スッキリと眠りにつくなら、やはり完結するお話のチョイスがよいでしょう。

読み聞かせ後はすぐに「おやすみなさい」の環境に

読む前にあらかじめ「今日はこれとこれを読もうね」とお子さまと相談して決めておき、読み聞かせの効果を高めるためにも、終わったらすぐに寝られる環境を整えておきましょう。そのときに意識したいのが「睡眠の土台」です。

「睡眠の土台」とは、
(1)寝室など睡眠にかかわる環境(睡眠環境)
(2)生活リズム(ねんねルーティン)
(3)子どもとのコミュニケーションやママなど保育者の心の安定(幸福度)
(ベネッセ教育情報サイト「赤ちゃんが一人で寝つける?!「セルフねんね」に必要な3つのポイント」より)
の3つ。

眠る環境が整った状態でお子さまが読み聞かせた本の内容について話したがるのであれば、納得できるまでお話するのもOKです。また、「自分が寝たらママはベッドから出てしまう」という不安があると寝付けないこともあるので、頭をなでたりハグしたりして、安心させてあげる意識を持つとよいでしょう。可能であればそのまま一緒に寝てしまえるとよりgoodです。

まとめ & 実践 TIPS

読み聞かせは子どもの「好奇心・想像力・学び」などいろんな面を刺激する素晴らしいものです。しかし寝かしつけ前の読み聞かせではそれらを考慮しつつ、そのあとすぐ安心して眠れるための配慮も必要。

本の内容がお子さまによい影響を与えられるよう、ポイントを押さえて効果的な読み聞かせ&寝かしつけができるとよいですね。


出典:ベネッセ教育情報サイト「赤ちゃんが一人で寝つける?!「セルフねんね」に必要な3つのポイント」
URL https://benesse.jp/kosodate/201807/20180710-2.html

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