忘れ物が多い小学生の我が子 どんなサポートが必要?

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何度言っても忘れ物を繰り返すお子さまに、保護者は何をしたらいいのか分からず悩んでいませんか?小学生になり忘れ物が目立つようになったとき、保護者が実践したいサポートの内容やコツをお伝えします。

この記事のポイント

声かけの時間とタイミングを決めて習慣化する

忘れ物の多いお子さまには、保護者が適度に声をかけるようにしましょう。 声かけのタイミングは、お子さまの行動に合わせるのがベストです。

まずは翌日の持ち物について声をかけていきます。時間割を確認するときはもちろん、帰宅時や宿題を終えたときなど、「学校」を意識しているときがベストなタイミングです。テレビ鑑賞をしているときや夕食時は意識が他へ集中しているので、お子さまが思い出しやすいタイミングで声をかけるようにしてください。

忘れ物には図工で使う材料などのイレギュラーなものもあるので、前日からの声かけをして当日慌てないようにしましょう。当日は登校前に一言忘れ物がないかを聞き、お子さま自身でも再確認してもらいます。

声かけの時間とタイミングを習慣化すると、お子さま自身も翌日の持ち物を意識しやすくなりますよ。

忘れ物チェックリストを作成 目視で確認させる

忘れ物はノートや教科書のほか、ハンカチやポケットティッシュなどの日用品も含まれます。毎日持っていく物は、忘れ物チェックリストを作成してみましょう。

チェックリストはお子さまと一緒に作成するのがおすすめです。教科ごとに必要なもの・毎日持っていく日用品・筆箱の中身などをお子さまと確認して作成することで、チェックリストを意識しやすくなるからです。

作成したらお子さまが見やすい位置に掲示してください。時間割や身支度をするときに視界に入る、学習スペースの壁や玄関がおすすめです。お子さま自身でも忘れ物がないかを確認してもらいましょう。

忘れ物も経験 過干渉せず見守る

万が一お子さまが忘れ物をしたら、保護者が学校へ届けるべきか、悩むことがあります。しかし基本的には届けず、忘れ物の経験をさせてみましょう。

保護者が何度も届けていると「忘れても持ってきてもらえる」と慣れてしまいます。忘れ物をして自分だけが不便な思いをすると「次からは忘れないようにしよう」という気持ちになるのです。

時には声かけやチェックリストを実践しても、忘れ物をするかもしれません。そんなときは「ここまでやって忘れたのなら仕方ない」と保護者も一歩引いて、お子さまを見守ってみましょう。

まとめ & 実践 TIPS

お子さまの忘れ物は、保護者のサポートとお子さま自身の経験で変わっていきます。ですから忘れ物をしたからといって、お子さまを責めすぎないようにしてください。

忘れ物をしたことを反省していても、ついうっかり忘れてしまうこともあるでしょう。保護者は気持ちに余裕を持って、翌日のサポートをしてあげてください。そして過干渉はせず、時には忘れ物を経験させましょう。

「適度なタイミングで声かけをする」「忘れ物チェックリストで目視確認」「過干渉せず見守る」の3つの方法で、お子さまの忘れ物をサポートしてあげてくださいね。

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