歴史好きのお子さまに!オススメ自由研究プラン

自由研究は夏休みの宿題の定番で、調べる内容によっては子どもだけでなく、保護者も協力して取り組むことが多いようです。
そして自由研究は調べる過程やまとめることも大変ですが、そもそも「何について研究するか」というテーマ決めでの苦労も多いと聞きます。
そこで今回は、歴史好きのお子さまにおすすめしたい歴史に関する自由研究のテーマの選び方からまとめ方までをご紹介します。

この記事のポイント

歴史の自由研究のテーマは、地域の発展に尽くした人物がおすすめ!

歴史が好きなお子さまにおすすめなのが、【地域の発展に尽くした人物】に関する自由研究です。
小学4年生の社会では用水路づくりなど、地域の発展に尽くした先人について学習しますが、小学校の教科書・授業で扱われない人物まで広げれば、テーマ選定の選択肢がとても多くなります。

【地域の発展に尽くした人物】は有名な戦国武将や歴史上の偉人と比べると、際立った華やかさがないように思われます。
しかしよく調べてみると、歴史上の有名な人物や事件との意外な関わり、現在も地域に残る文化財や行事などとのつながりが明らかになることがあります。

そしてこのような【地域の発展に尽くした人物】を調べることは、歴史が一部の有名人だけでなく、名もないさまざまな人々の営みによって成り立っていることを理解するきっかけにもなります。

  • 地域の教育、文化、産業の発展に尽くした人物は数多く存在する
  • 地域の人物を調べると、歴史上の有名人物や事件との意外な関わりがわかることも

地域の発展に尽くした人物は図書館のデータベースやレファレンスサービスで探す!

では教科書で扱われていない【地域の発展に尽くした人物】を探すにはどうすればよいのでしょうか。

県や市の教育委員会では、【地域の発展に尽くした人物】や郷土が誇る歴史上の人物を「郷土の偉人」としてホームページなどでまとめていることがあります。
また地方の新聞社では「郷土の偉人」に関する記事を書いたり書籍を刊行したりしているので、お住まいの地域にある新聞社や出版社をチェックするのもおすすめです。
さらに県立図書館のなかには郷土の歴史上の人物をデータベースにまとめて公開しているところもあります。

しかし、それでもうまく探せないときは地域の図書館のレファレンスサービス(必要な資料・情報を案内してくれるサービス)に相談することをおすすめします。
ただしレファレンスサービスは、図書館により利用ルールが異なるため、事前の確認が必要です。

  • 県や市の教育委員会のホームページや発行物から「郷土の偉人」を探す
  • 地域にある新聞社の新聞記事や刊行物から探す
  • 図書館のレファレンスサービスを利用する

テーマとする人物が決まれば、地域の博物館・資料館と現地で調査!

自由研究で調べる【地域の発展に尽くした人物】が決まったら、資料集めをします。
資料は、地域の図書館や博物館・資料館をはじめ、公的機関のホームページ、地域にある新聞社の記事や刊行物などで集めます。

このような資料を集めるときのコツは、資料の巻末などにある参考資料の出どころ(出典)一覧を元に、できるだけそれらの資料を芋づる式に集めることです。
芋づる式に資料を集め調べることは手間がかかりますが、より深く正確な研究につながります。

逆に出どころ(出典)一覧が不十分な資料は、他の資料で裏付けするなどの慎重さが必要になります。
また、まとめるときに資料の出どころ(出典)を示す必要があるので、資料を集めるときは書名・著者・出版社・出版年がわかる奥付などのコピーをとるようにします。
なおインターネットのWebサイトでは内容が更新されることもあるので、URLだけでなく確認した日付とプリントアウトを控えておくようにします。

そして地域の歴史調べでは、可能な限り関連する現地への訪問と写真撮影をおすすめします。
これは調べ学習の基本であると同時に、現場・現物に触れたときの気持ちが、その後のまとめや学び方によい影響を与えるからです。

地域の歴史は、日本の歴史の一部分であり、少しおおげさにいえば世界の歴史の一部でもあります。
そのため、地域の歴史を調べるときは同時期の日本・世界の歴史も横並びでみることをおすすめします。
こうすることによって、日本・世界の歴史上の出来事を遠い世界でなく、より身近に感じることができます。

  • 資料は出どころをおさえつつ、芋づる式に集める
  • 可能な限り関連する現地に訪問して調査する
  • 同時期の日本や世界の出来事もあわせてみる

まとめはスケッチブックや巻物風の工作がおすすめ

歴史の自由研究はまとめ方でも一工夫できます。
学校での指定が特にない場合は、大きめのスケッチブックにまとめるのがおすすめです。
大きめのスケッチブックは、ふだんよく使っているノートと比べると、カラーコピーしたものの切り貼りなどのレイアウト調整がしやすいこと、模造紙に比べ持ち運びやその後の保管がしやすいことも利点としてあげられます。

また模造紙を切って貼って横に長くしたものを丸めると、巻物のようになります。
自由研究のまとめを巻物風に工作することで、見た目も歴史の自由研究らしくなるのでおすすめです。

  • レイアウト調整しやすく管理もしやすい大きめのスケッチブックへのまとめがおすすめ
  • 歴史のまとめらしく、模造紙を巻物のようにする工作もおすすめ

まとめ & 実践 TIPS

歴史好きなお子さまへの自由研究プラン、いかがだったでしょうか。
自由研究のテーマはなかなか決まりづらいという悩みがつきものですが、地域の歴史という身近なテーマを切り口に、現地調査などを交えた地の利を生かした自由研究は、お子さまにとっても学びの多いものになると思います。

株式会社プランディット 社会課 十河(そごう)
編集プロダクションの株式会社プランディットで、進研ゼミを中心に、小学校から高校向けの社会(地歴公民)の教材編集を担当。

プロフィール

株式会社プランディット

1988年創業のベネッセ・グループの編集プロダクションで,教材編集と著作権権利処理の代行を行う。特に教材編集では,幼児向け教材から大学入試教材までの幅広い年齢を対象とした教材・アセスメントの企画・編集を行う。

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