トイレトレーニングはいつから? おまるの導入時期や、やり方・進め方などコツを教えます

ステップ6. 外出時・夜も挑戦

トイレトレーニングの最終ステップとなる、外出時・夜の対応をご紹介します。

外出時は準備が大切
昼間パンツで過ごすことができるようになってきたら、今度は外出時のトイレに挑戦です。外出時は、失敗しても大丈夫な場所(公園、児童館など)を選び、子ども用のトイレがある場所を事前に調べておきましょう。また、脱ぎ着しやすい服装を選び、着替えは多めに用意しておくと安心です。

夜のおねしょがなくなるには身体の成長が必要
夜におしっこが出なくなるには、昼間のトイレトレーニングとは別に、おしっこを溜めるための身体の発達が必要です。具体的には、
1. 朝までのおしっこを溜められるくらい、膀胱が大きくなること
2. 夜、熟睡するときに分泌される「抗利尿ホルモン」が働くこと
が必要になります。抗利尿ホルモンとは、夜の間尿の量を減らし、朝までもつようにする働きのあるホルモンで、十分に分泌されるようになるのは10歳くらいだと言われています。
昼間トイレに行くことができても、夜おねしょをしてしまう場合は、膀胱の大きさが十分でない場合が多いです。その場合は、夜だけオムツを使用しましょう。朝一番でオムツが濡れていない日が続けば、パンツに移行しても大丈夫です。

トイレトレーニングの進め方は、トイレトレーニングを始めた年齢によっても少し違ってきます。年齢別のトイレトレーニングのコツは、以下の記事を参考にしてください。
1歳のトイレトレーニング方法~進め方とコツ~
2歳のトイレトレーニング方法~進め方とコツ~
3歳のトイレトレーニング方法~声かけや進め方~

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プロフィール



「ママchan」臨床心理士。日本心理臨床学会所属、学校心理士および保育士資格。首都圏を中心に複数自治体の保育カウンセラー、スクールカウンセラーとして、幼少教育現場における子どもの発達と子育て支援に勤しむ。現在、株式会社インフォマートの「ママchan」臨床心理士として、幼稚園・保育園の巡回訪問を行う。三児の母。
・「ママchan」臨床心理士(http://ameblo.jp/kokorokodomo/)

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