教室やギターの選び方は? 子どもがギターを習うときの3つのポイント

情操教育の一環として、お子さまに楽器を習わせたいという保護者は多いかと思います。ピアノやバイオリンのほかに、ギターを選択肢のひとつとして考えているかたもいらっしゃるのではないでしょうか。
ギターを習う際には、教室やギターの選び方にポイントがあります。今回は、お子さまの習い事としてギターを習う場合のポイントを3つに分けてご紹介します。

ポイント1 大手教室? 個人教室? ギター教室の選び方

子どものギター教室には、主に大手企業が運営する教室と、個人が経営し自宅や小さなスタジオを使って行う教室の2種類があります。それぞれの特徴と選び方を見ていきましょう。

大手教室

名前がよく知られている大手の教室は、初めてギターを習う際には敷居が低いと言えるでしょう。ジュニア向けのコースが開講されていることもあります。
大手の教室選びでは、まず予算を見ましょう。ホームページやチラシにレッスン料が書いてあるところを選ぶとよいでしょう。
また、同じ講師が一貫して担当してくれる教室を選ぶのもポイントです。安定した指導をしてもらえるのはもちろん、講師と仲良くなれることで、お子さまも緊張せずリラックスして習うことができるからです。

個人教室

個人教室のメリットは、生徒の希望に柔軟に対応してもらえることが多い点です。
個人教室の場合にチェックしておきたい点は、子どもと講師の相性です。大手の教室とは違い個人で経営しているため、講師の数が少なく変更できない可能性があります。講師が子どもと接することに慣れているか、子どもを指導した経験が豊富かどうかを体験レッスンや見学などで確認しましょう。

ポイント2 種類は? 値段は? ギターの選び方

お子さまのためのギターは、種類、形やデザイン、予算をポイントに選びましょう。

ギターの種類

ギターの種類には、木でできたボディで金属弦・ナイロン弦を使って音を出すアコースティックギターと、アンプ(増幅器=小さい信号を大きくする機械)につないで音を増幅させたり、エフェクターで音を変えたりするエレキギターのおもに2種類があります。体験レッスンなどでそれぞれの音を聞かせ、お子さまに好きな方を選んでもらうとよいでしょう。

ギターの形、デザイン

ギターには、子どもでも弾ける小さなサイズもあります。実際にお子さまの手に取らせてみて、手にフィットするものを選びましょう。右利きの場合は左手、左利きの場合は右手でネック部分を握り、親指と人差し指でつかめるサイズがベストです。また、お子さまがギターに愛着をもって続けられるよう、色や形はできるだけお子さまの好きなものを選んであげるようにしましょう。

予算

お子さま用ギターの相場は5,000円程度から1万円台、2万円台とさまざまです。予算に合ったギターを買うようにするといいでしょう。

ポイント3 子どもがギターを習う際の注意点

子どもがギターを習う際、気をつけたいことが2点あります。
まず、ギターは基礎の段階をクリアすることが難しい習い事です。なかなか上達せずにお子さまが飽きてしまわないよう、自宅で練習の成果を発表する時間を定期的につくる、休みの日に保護者も一緒に練習するなど、興味を持続させてあげることが大切です。

次に、ギターは消耗品の側面が強いことも注意点です。理想的なメンテナンスは弦を1カ月に一度張り替えることですので、そういったメンテナンス費用もかかることを頭に入れておきましょう。また、エレキギターの場合はギターの他にも必要な機材が多い点にも注意が必要です。エフェクターやアンプなどをそろえると、ギターだけの費用では足りなくなってしまいます。

実際に教室を見学しよう!

お子さまがギターに親しむためには、まず実際に教室を見学したり、無料体験レッスンを受講したりすることが一番です。お子さまがギターに興味をもちそうだったら、まずは一緒に教室へ足を運んでみてはいかがでしょうか。ギターの世界との素敵な出合いがきっと待っていますよ。

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