体操のプロに聞く! 逆上がりの「恐怖感」克服法とは?

体操のプロに聞く! 逆上がりの「恐怖感」克服法とは?苦手意識を持つ子どもが多い鉄棒の逆上がり。理由は数あれど、中には「逆さまになるのが怖い」お子さんもいるのではないだろうか。そこで、ベネッセ教育情報サイトでは、運動の苦手な子から本格的な体操選手まで幅広い層に指導を行う、湘南とびうお体操クラブの佐藤貴史氏に、逆さまの恐怖感を克服するコツを聞いた。

 

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電線に止まっているスズメをイメージして、腕で身体を支えて静止するのが「スズメのポーズ」です。鉄棒を順手でしっかりつかみ、両足でジャンプ。鉄棒におなかのしたあたりを乗せます。スズメのポーズができたら、逆さまになることの怖さを取り除く、布団干しにチャレンジしましょう。

 

逆上がりの練習〜布団干し〜
(1)手で鉄棒をつかんでジャンプし、スズメのポーズをします。
(2)ひじを曲げて、鉄棒の上におへその少し下の辺りを乗せ、前かがみになるように身体を二つ折りにしてぶら下がります。もし頭を下げるのが怖いと感じたら、地面を見ずに、自分のおへそを見るようにするといいでしょう。
(3)慣れてきたら上体をゆっくり起こして再びスズメのポーズに戻ります。うまく起き上がれない場合には、鉄棒の位置をおへそのほうにずらしてから起き上がってみましょう。また、鉄棒をつかむ両腕が、肩幅より開いた状態になっていたら、つかむ位置を移動して、肩幅まで狭めてください。腕に力が入りやすくなります。

 

鉄棒自体が苦手という場合は、実際に鉄棒に触れて、慣れることを目標にします。逆上がりの練習をする前に、鉄棒をしっかりつかみ、身体を支える感覚や回転する感覚を覚えましょう。
また、棒の握り方には順手(じゅんて)と逆手(さかて)の2種類があります。逆上がりの時、最初のうちは力が入りやすい逆手で持つようにして、慣れてきたら順手で練習しましょう。この時、親指を握らずに、残りの4本の指で握る持ち方だと、回った時に手が外れやすいので注意してください。

 

出典:鉄棒に慣れよう! -ベネッセ教育情報サイト

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