プール開きの季節!水の事故を防ぐために注意したいことを確認しよう

 6月、プール開きの季節です。学校やレジャー施設などでプールを楽しむ機会がたくさんあります。プール遊びは楽しいものですが、保護者としてはプールで遊ぶことの危険性を十分に認識し、子どもたちを守る義務があります。もちろん、子どもたちに言葉で伝えることも大切です。
では、プールでの水の事故を防ぐために注意したいことをこの記事で確認していきましょう。


プールに入る前にも危険が。転倒事故に注意

 子どもたちははしゃぐとつい走り出してしまいます。プールサイドの多くはコンクリートやタイルといった硬い材質で作られており、しかも水に濡れて滑りやすくなっているもの。とても単純なことですが、「走らない」ということは、身の安全を守るためには非常に大切なことなのです。ある程度上級学年の子どもには、頭や腰などを強く打ってしまった場合のことなども話し、深刻さを理解させることも必要です。なお、ビーチサンダルを履いているときにはさらに気をつけましょう。思いのほか滑りやすく、また、突然脱げてしまうこともあります。

 

 

飛び込まない、必ず一度プールサイドに座ってから

 競泳用プールの飛び込み台で許されている時以外は、プールへの飛び込みをしてはいけません。すでにプールの中にいる人とぶつかる可能性、プールの底や壁に頭や体を打ち付けてしまう可能性があります。必ず一度プールサイドに腰を下ろし、足からゆっくりと水の中に入りましょう。

 

 

プールの吸水口、排水口などには近づかない

 1960年代~2000年代、十分な安全対策の行われていないプールの吸水口、排水口に子どもが吸い込まれ、死亡する事故が発生しています。当時の事件を受け、現在は安全性の高いプールとなっているはずですが、やはり突然のトラブルはあるもの。吸水口、排水口を含め、プールを運転するための設備や機械には近づかないよう、子どもにも話しておいたほうがいいでしょう。

 

 

体調不良、朝食抜きでプールに入らない

 体調がすぐれない場合、水の中に入るのは大変危険です。急激に体調が悪化し、溺れてしまう危険性もあります。できれば体温を測り平熱であることを確認し、発熱や頭痛、咳、息苦しさなどがないか、食欲は通常通りあるかなと、保護者から子どもに確認するようにしましょう。また、必ず朝食を摂り、体の調子を整えてからプールを楽しむようにしてください。

 

水の事故はちょっとした油断から発生します。「少しくらい大丈夫かな」という気持ちが大事故に繋がった例も少なくありません。まずは保護者が水の危険性をしっかりと理解し、子どもに伝えていくようにしましょう。

 

 

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