朝寝坊さん必見! 「早起き」にはコツがある

多くの高校生が「早起きができない」という悩みを持っているようです。「朝に勉強したいのに、なかなか起きられない」「前日の疲れが残っていて寝坊! 部活の朝練に遅刻した」など、みなさんにも心当たりがあるかもしれません。今回は上手な睡眠と早起きのコツを紹介します。


寝る前は刺激物を避け、部屋の明るさを調整

 早起きするためには、まず睡眠をしっかり取ることが大切です。寝る前はできるだけ刺激物を口にしないようにして、気分を落ち着かせることがポイント。お茶やコーヒーなど、カフェインを含んだドリンクの飲み過ぎは避けましょう。

 

また、人間はメラトニンというホルモン物質が分泌されると眠くなることがわかっています。メラトニンは光の刺激を受けている間、分泌が抑えられてしまいます。寝る前は間接照明にするなど、部屋の明るさを調整しましょう。寝床でのスマホ・ケータイいじりも睡眠の大敵。画面が発する強い光は脳や目を刺激しますし、つい夢中になって寝るのが遅くなることもあるでしょう。手元にあるとつい触ってしまうので、寝床に入る前に決まった場所に置くようにしてみては。

 

 

上手な入浴が、深い眠りをつくる

 体の疲れを取り、リラックスするためにお風呂も上手に利用しましょう。ただし気をつけたいのは、「寝る直前」に「熱いお風呂」に入らないようにすること。熱いお湯につかると神経が目を覚ましてしまい、睡眠の妨げになります。就寝から2時間位前に、ぬるめのお湯にゆっくりつかると、睡眠の質が高まります。

 

 

太陽の光を利用してスッキリ起床

 次はスッキリと起きるためのコツです。せっかく早起きをしても、頭がボーッとしたままでは何の活動もできません。脳を目覚めさせるためには、ウォーミングアップが必要です。オススメなのは、太陽の光を利用して徐々に目を覚ますこと。部屋のカーテンが薄手のものと厚手のものの2枚重ねになっているなら、寝る前に厚手のものを少しだけ開けておき、朝、太陽の光が差し込むようにしておくといいでしょう。

 

 

早寝早起きは成績アップのもと!?

 人間の脳は、寝ている間に情報を整理し、記憶を定着させることがわかっています。勉強したことをしっかり頭に残すためにも、睡眠時間はできるだけ削らないようにしましょう。また、朝寝坊して朝食を摂らないと、脳のエネルギー源であるブドウ糖が足りなくなるため、授業中に頭が働きにくくなります。早寝早起きの習慣が根づけば、勉強にもよい影響が期待できるというわけです。

 

 

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