クリスマスプレゼントに迷っているかたへ!おもちゃの選び方(3歳児編)
3歳の時期は、言葉がグンと増えたり、何でも「自分でやりたい!」と意思表示するようになったりと、お子さまの成長を日々感じることでしょう。集団生活が本格的に始まる時期を前に、「自分でできることをもっと増やしてあげたい」とお考えのかたも多いはずです。
3歳児の発達段階
2〜3歳の子どもがいるママ158人にアンケートを実施したところ、「お子さまに身につけさせてあげたいこと」の1位は「オムツはずれ」でした。また、集団生活に向けて、「お友達とのやりとり」「ルール・マナー」などを気にされているかたも多いようです。
口で教えるだけでは理解しづらい時期だからこそ、お子さまが楽しくできる方法で身につけさせてあげたいところです。
3歳児の発達段階は、特徴として、次の3つがポイントです。
【特徴1】周りの人の存在を意識し始める
家族以外の人とふれあう機会が増え、周りの人の存在を意識し、興味・関心の範囲が広がります。周りの行動をよく観察し、それが楽しそうだと感じると、同じようにやってみたくなります。
【特徴2】イメージを再現してみたくなる
「ごっこ遊び」が盛んになるのは3歳のころです。おうちのかたがしていること、日常生活で見かけたことを思い出しながら、自分なりに再現できるようになります。
【特徴3】ほめたり、励ましたりすると「できた」を実感
この時期のお子さまにとって大切なのが、「よくできたね!」などの反応を得ることです。自分のやったことに対して反応があることで「できたんだ!」という達成感を抱きます。行動範囲が広がる3歳児は、自分の周りの出来事から新しいことをどんどん吸収します。
以上の特徴を踏まえ、3歳のお子さまには、次のような遊びやおもちゃを選んであげましょう。
真似をしたくなる登場人物やキャラクター
まわりの人が楽しそうにやっていることを見ると、思わず一緒にやってみたくなるのが3歳児です。お子さまが進んでやりたがらない「トイレ」「着がえ」などの生活習慣も、楽しそうに取り組んでいる様子を見れば、「自分にもできる!」と挑戦したくなるでしょう。
日常生活で見かけるシーンを再現する
見たこと、聞いたことを「ごっこ遊び」で再現できるようになります。たとえば、お友達とのやりとりも「ごっこ遊び」のようにして、くり返し体験させてあげるとよいでしょう。
「できた」ことを実感できるきっかけづくり
挑戦させるだけでは、お子さまの成長につながりません。たとえば、何かに正解すると音が鳴るなど、お子さまの行動に対して反応が起きる遊びを選んであげることが大切です。