子どものハロウィン 仮装は「魔法使い」「黒猫」「おばけ」「かぼちゃ」定番が人気
ベネッセ教育情報サイトでは、幼児〜小学生の保護者を対象に「ハロウィン」をテーマにアンケートを行った。(アンケート期間:2014/3/3~2014/3/16 回答者数:334名)。いまや日本でも秋の風物詩の一つとなりつつあるハロウィン。商業施設での華やかな飾り付け、学校やいろいろな場所で実施される仮装などの行事、またテーマパークなどでも大々的に取り上げられ、お子さまにとってはよくわからないまでも「何だか楽しそう」な行事のはず。でも、そもそもどんな行事か知っているのだろうか?
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子供はハロウィンについてどの程度知っているのだろうか。約94%の子供が何かしら見知っている一方、どんな行事か知っているのは約65%、日付については約38%と、行事の詳しい内容はあまり知れ渡ってはいないことがうかがえた。特に日付(10月31日)については「秋頃」ということはわかっていても、あやふやなようだ。
【図 参加したのはどんな行事ですか? (複数回答)】
また、子どもがハロウィンの行事に参加したことがあるかどうかを伺ったところ、約49%の保護者が「ある」と答えた。多いのは仮装と「トリック・オア・トリート」。中でも英語教室や子ども会など地域の団体で行っている、という声が多く聞かれた。元々はヨーロッパの行事なだけに、英語にかかわる文化を学ぶ場所でもある英語教室では、盛んに行われているのだろう。
※トリック・オア・トリートとは、ハロウィンに、仮装した子どもたちが「トリック・オア・トリート!(お菓子をくれないとイタズラしちゃうぞ!)」と言いながら、お菓子をもらいに家々を練り歩くことです。
どのような仮装をすることがが多いのか伺ってみたところ、「魔法使い」「黒猫」「おばけ」「かぼちゃ」から「マントと帽子でそれっぽく」といった声まで、少し怖いハロウィンのイメージに合った定番が多く選ばれている。子どもに着せるとかわいいということも、ポイントになっていると思われる。他にも「海賊」や「スパイダーマン」など、個性的な仮装をしているという声もあった。日本の子どもたちはハロウィンということにとらわれず、幅広く「仮装」を楽しんでいるようだ。
出典:ハロウィンの季節……由来は知らなくても子どもはワクワク!? -ベネッセ教育情報サイト