今どき中学生、携帯カイロは使わない派が半数。「寒さより、持っていくのが面倒」
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Benesse教育情報サイトでは、サイトメンバーのうち、中学生保護者を対象に「携帯カイロ」をテーマにオンライン投票を実施した(投票期間2012年2月/投票数2023票)。
回答者のうち「よく使う」と答えたのは28.2%、「まあ使う」が22.4%。一方、「あまり使わない」が23.6%、「まったく使わない」も25.8%に上った。使う派・使わない派が、ほぼ半々に分かれるという結果になった。
具体的にはどんな時に使っているのか? 「よく使う」「まあ使う」と答えたかたのコメントを紹介する。
「男の子はひざ掛けなど使わなく寒いそうで……今年は燃料費節約のため、学校でストーブをなかなかつけてくれないそうです」
「寒がりなので、貼るカイロを背中に……貼らないカイロをポケットにいれています」
「毎朝、学校に持って行っています。部活の朝練があるので、手を温めるのにいいみたいです」
「自転車通学なので、寒いらしく毎日携帯しています」
登下校や部活など、外にいる時の暖取りに使われることが多いようだ。
対して「あまり使わない」「まったく使わない」という保護者からは、以下のようなコメントが寄せられた。
「雪まみれになっても、防寒着を着ません」
「全く使わないです。ひたすら我慢」
「寒さよりも、持っていく事そのものを面倒がります」
「子供も、使い捨てを使うのは」もったいないという意識があるので、使うとは言いません。学校に行けば 暖かいらしいです」
使わない派に多く見られたのが「持って行くのを面倒くさがる」「子どもが暑がり」という声。「カイロは使いません。寒さに強いのでしょうか!? 私が寒さに震えていても我が子は薄着で平気な顔をしています。若いっていいな~!!!」という声もあったが、カイロなし派が半数という結果は、まさに若さのなせる技だといえる。
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