「志望校を決められない…」から脱却! 先輩体験談からわかる学校選び3つの観点
- 大学受験
お子さまがなかなか志望校を決められないでいると、「早く目標を定めて受験のことも考えてほしい……」と、見守る保護者のかたもヤキモキしてしまいますよね。
学校選びのポイントは、「決め手」となる観点を探すことです。
進路が漠然としているお子さまには、その観点を示してあげると、気持ちが整理されて進路の方向性が見えてくるかもしれません。
同じように志望校が決まらなくて悩んでいた先輩たちが、どのような観点で志望校を決めたのか、体験談を3つ紹介します。
先輩の「私はこう決めた!」という観点をヒントに、お子さまにも問いかけてみてはいかがでしょうか?
「興味あること」を問いかける!
\興味あったことから決めた先輩の体験談/
私が今通っているのは国際文化学部。大好きな英語を専門的に学べるところに進みたかったので、この学部を志望しました。
英文学科や外国語学部に進まなかったのは、テレビで放送されている海外のニュースをよく見ていて、国際情勢にも興味があったからです。英語、海外の文化、国際情勢、すべてが学べるところを探した結果、国際文化学部が一番だと考えました。
大学は4年間かけてじっくり学びを深めるところです。
高校よりも学びの専門性が増すため、自分が興味を持って積極的に学びたいと思える学問を選ぶことはやはり大切。
入学後に後悔する可能性も少なくなるでしょう。
お子さまには「いま、興味あることは何?」と問いかけてみてはいかがでしょう。
話し合ううちに、漠然と抱いていた興味・関心が整理されていくとしめたもの。
そこから結びつきそうな学問系統や学部・学科を、一緒に調べてみるのもいいですね。
「将来就きたい職業」から学部をリサーチ!
\気になる職業から決めた先輩の体験談/
私は進学先を決めるときに、たくさんの職業が紹介されている本を読んで、就きたいと思える職業をいくつかピックアップしました。
その職業に就いている人の出身学部を見てみると、ほとんどに経済学部が含まれていました。これなら、進学後に就職で後悔することはないと考えて、志望学部を経済学部に決定。
志望校は経済学部のある大学のうち、自分の学力よりも少し高めのところを探しました。
この先輩のように、本人に気になる職業があるなら、その職業に就いている人の経歴を調べ参考にするのも一案です。
とくに資格が必要な職業の場合は、特定の学部に進んだほうが有利に就職できることがあります。就業までどんなルートがあるのか、お子さまに尋ねてみてください。
もし把握していないようなら、早めに調べておきましょう。
「体験での気づき」が気持ちを後押し!
\実際に聞いて知ったことから決めた先輩の体験談/
志望校は高2のときに決めたものの、高3まで理学部と工学部のどちらに進むか迷っていました。オープンキャンパスには参加したのですが、どちらの研究室も学ぶ内容は興味深いものでしたし、2つの学部の研究内容の違いがそのときはあまりわからず、余計に悩んでしまい…。
もっと詳しい内容を知るべきだと、別に開催されていた大学説明会に参加し、大学の教職員や学生に話を聞きました。そこでやっと、研究内容の細かな違いを理解でき、将来やりたいことと照らし合わせて、工学部を志望することに決めました。
興味から考える場合も、職業から考える場合も、疑問点を残したまま進路を決めてしまうのは禁物です。
イメージしたとおりの学生生活を送れず、後々「こんなはずじゃ……」と悔やむ原因になりかねません。
実際に学校を見て感じたり、そこの教職員や在校生に話を聞いたりすることで、自分の思っていたこととは違う面を発見することもあります。
そういった実体験や感覚から、意外とすんなり志望校が決まることもありますので、オープンキャンパスや学校説明会といった機会は積極的に活用したいものです。
お子さまにもぜひ、参加を促してみてください。
志望校選びをサポートする「マナビジョン」のオープンキャンパス検索
オープンキャンパスは夏~秋にかけて最盛期を迎えます。
志望校が決まっていても、まだ迷っていても、この機会にいろいろな学校のオープンキャンパスに参加して、学校や学部ごとの学びを確認・比較しておくことをおすすめします。
「マナビジョン」の「オープンキャンパス情報検索」なら、日程・エリア・学問・資格など気になる条件から絞って検索できるので、お子さまの希望に合う学校のオープンキャンパスを簡単に見つけられます。
志望校ではなかった学校に、意外な発見があるかもしれません。ぜひ検索してみて、気になった学校があればオープンキャンパスに参加してみましょう!
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