高校生のなりたい職業ランキングTOP10に「機械系研究・技術者」がランクイン! どんなオシゴト? 気になる給料や向いているタイプは?

高校生に、将来なりたい職業についてアンケートを実施しました。
この記事では、TOP10にランクインした一つ一つの職業について、仕事内容から将来性、そのための進路や適性まで、詳しい情報をお伝えしていきます。今回フォーカスするのは、第10位の「機械系研究・技術者」です!
第1位~10位までのランキングは、ページの最後で発表!

この記事のポイント

機械系研究・技術者って、どんなオシゴト?

さまざまな機械製品の開発、設計、製造などを行っている

日々の生活の中では、家電製品や精密機械、輸送用機器、産業用機械など、さまざまな機械が活躍しています。機械系研究・技術者は、こうした機械製品の研究開発や製造などを行うのが仕事です。おおまかに、新しい技術を考えたり、製品の構想から設計までを担当する研究開発(設計)技術者と、製品の製造工程を管理する生産技術者とに分かれており、この両者がチームを組んで、協力し合いながら作業を進めていきます。
作業は、新しい機械の開発が決まった時点からスタートします。まず資料を収集し、材料、機能、構造、形、大きさなどを綿密に検討して、設計図を作製します。その際、安全性やメンテナンス、納期、コストなどについても考慮しなくてはなりません。製造段階に入ったら、製品が完成するまで、さまざまなチェックを行います。

機械系研究・技術者の働き方って、どんな感じ?

製品の納期に間に合わせるためには残業も

機械系研究・技術者は主に民間企業に所属し、機械関係のメーカーや家電メーカー、コンピュータメーカーなど、幅広い分野で活躍しています。
勤務時間は基本的にほかの社員と変わりありませんが、製品の納期に間に合わせるために残業が続くこともあるようです。大手メーカーなどではフレックスタイム制を導入しているところもあります。

機械系研究・技術者の給料って、どれくらい?

給料

初任給 約21万円
(大手機械メーカー・大卒の場合)

機械系研究・技術者の将来性は?

近年では、他分野との融合が進んでいる

近年、機械産業界は最近、高度情報ネットワーク化や他分野との技術融合など、大きな技術変革の時代を迎えています。中でも期待されているのが、電子、電気、物理、化学、生物など、多様な分野と機械工学を結合した新技術の開発です。そのため、これからの機械系技術者には、幅広い科学知識を持った人材が求められていくと思われます。

機械系研究・技術者に向いているのはどんなタイプ?適性は?

時代のニーズを設計に生かす創造力に加え、協調性も必要

たくさんの企業がある中で、各企業ではそれぞれ先端技術の開発をめぐって日々競争が繰り広げられています。そのため、機械系研究・技術者には、機械に強いことはもちろん、知識をさらに深めようとする強い探究心や技術、緻密でユニークな発想などが求められています。設計の段階からチャレンジ精神をもって未知の世界を開拓したり、顧客のニーズをつかんで、それを実際の開発に生かしたりする創造力も必要です。また、大がかりなシステムの開発では、プロジェクトチームを組んで進めるのが一般的なので、他の担当部署やメンバー間で協力し合いながら作業を進めていける、協調性やリーダーシップも大切です。

機械系研究・技術者になるには、どうすればいいの?

高度な専門知識が必要なので、大学院修了が有利

基本的には、機械系研究・技術者になるために必要な資格はありません。しかし、かなり高度な専門知識が必要なので、大学の工学系学部に進学するのが一般的です。機械工学と電子工学が結びついたメカトロニクスなどのように、他分野との融合も進んでいるため、大手メーカーなどでは、さらに深い専門知識を身につけた大学院修士課程修了者を採用する傾向もあります。研究・技術者として第一線で活躍したいなら、最初から大学院進学を念頭に置いた進路を考えていくことをおすすめします。
また、機械分野の研究・技術系公務員になるためには、多くの場合、公務員試験の機械などの工学系区分に合格することが条件となっている場合が多いようです。

高校生 なりたい職業ランキングTOP10

1位 地方公務員
2位 看護師
3位 保育士
4位 国家公務員
5位 一般事務
6位 ファッションデザイナー
7位 歌手・ミュージシャン
8位 ゲームクリエーター
9位 薬剤師
10位 技術系研究・技術者

意外に堅実な職業から、表現・クリエイティブ系の職業まで多彩なラインナップになっています。
高校生には、未来に向かって自分らしく、興味や関心を追いかけてもらいたいもの。そのためには、情報収集も欠かせませんよね。

まとめ & 実践 TIPS

高校生のなりたい職業10位の機械系研究・技術者は、生活の中で役立つ、あらゆる機械の開発、設計、製造に携わるお仕事です。分類としては大きく、製品の構想から設計までを担当する研究開発(設計)技術者と、製品の製造工程を管理する生産技術者とに分かれますが、両者がチームを組んで作業を進めていくことが多いため、協調性やリーダーシップも必要となります。機械に詳しいことはもちろん、日々進化する技術に対応していく探求心や専門知識、未知の世界を開拓していく創造力も求められる職業です。

「機械系研究・技術者になりたい!」と考えている高校生は、どんなところに魅力を感じているのでしょうか?この情報も手がかりのひとつにして、夢に向かって進み続けてくださいね!

出典:マナビジョン なりたい職業ランキング
https://manabi.benesse.ne.jp/shokugaku/jobranking/naritai/?utm_source=kj&utm_medium=banner&utm_campaign=manabi

ランキングは2018年8月~9月に実施した高校生対象のWEBアンケートの結果
※マナビジョンに掲載中の職業の中から選択

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株式会社ベネッセコーポレーションの教育、調査、研究機関です。子ども、保護者、先生、学校などを対象に、教育に関連する調査、研究を行い、その研究成果や調査報告書、各種データを無償で公開しています。

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