【小論文書き方講座17】小論文の要約問題攻略法

文章から抜き出す3つの要素がキモ!

小論文の要約問題の対策をしているなかで、「本文の切り貼りになってしまう」「そもそも小論文の要約の勉強って、どのようにしたらよいのかわからない…」という壁にぶつかること、ありますよね。

要約とは、「要するに何が書かれているのか?」を読みとって、それを自分の言葉で説明することです。 資料文から最低限読みとりたい要素は次の3つ。
●論点:何について書かれているのか?
●筆者の意見:筆者が一番言いたいこと、つまり結論は何か?
●理由:筆者はなぜ、そのような意見を持っているのか?

資料文から、この3つを“必要なもの”として抜き出すことができれば、的を外さない要約ができるようになります。つまり要約の第一歩を踏み出せるのです。

3つの要素を使ってするする要約!

3つの要素を抜き出せば…と言われても、制限時間が短かったり、資料が長文だったりする場合もあります。どんな場合でも、ヌケモレなく確実に要約できるためのオススメ手順を紹介します!

【要約のオススメ手順】
1.線を引きながらざっと一読する

最初に資料文をざっと読みます。その時、必要な要素である「論点」「意見」「理由」になりそうだと思ったところに線を引いておきます。また、何度も出てくるキーワードや、接続詞にも注意しながら印をつけるとよいでしょう。

また、具体例は、筆者が理由などをわかりやすく説明するために挙げているものなので、全体の内容を理解するためには有効ですが、要約では削りましょう。

【要約のオススメ手順】
2.必要な3つの要素をつかむ

1のように線を引きながらざっと読んだら、一度見直してみます。マークした箇所を中心に、1よりは丁寧に読みながら、3つの要素「つまり筆者は、何について、どのように述べているのか。またそれはなぜか」をつかみます。

【要約のオススメ手順】
3.つながりを明確にしてまとめる

2でつかんだ3つの要素を、解答字数に合わせてわかりやすくまとめます。資料文にあるキーワードを使いながら、3つの要素として抜き出した内容に接続詞などを補ってつながりを明確にしたり、わかりやすい言葉に置き換えたりしてまとめてみましょう。 ここまでできれば、要約は完璧です!

まずは手始めに、短めの評論文などで要約練習、慣れてきたら新聞の社説などを用いて練習を積んでいきましょう。

文/進研ゼミ高校講座 受験情報担当 伊藤

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