総合科学ってどんな学問?

世の中にはたくさんの学問があります。どんな内容で、何を学んでいくのか知っておくことは、自分の興味や関心の方向性を探れることはもちろん、進路を決めるために、大いに役立つでしょう。今回は「総合科学」を取りあげます。


総合科学とは?

 「総合科学」は、人間が引き起こすさまざまな問題を科学的に解明していく学問です。「人間科学」にごく近い学問で重なる部分もありますが、人間そのものを考えつつ問題の「背景」によって注目する点が少し異なります。物事の背景は非常に多くの要因が複雑に絡み合っているものであり、単純に解明することはできません。総合科学はこの解明のために生まれた分野なのです。


総合科学ではどんなことを勉強する?

 総合科学は「現在まさに起きている問題」に立ち向かい研究を進めるものです。生命現象を探る技術の開発、国際摩擦の問題、自然破壊の問題などは、ある特定の分野だけを突き詰めても解決できるものではありません。そのため、研究領域は文化・社会・外国語・数理・物質・生命・環境・人間行動を含め、多岐にわたります。
 重要な観点は、過去の学問分野や常識、一つの国などの「枠」にとらわれない考え方です。文系理系を問わず現在の問題解決に取り組んでいく意欲が必要とされます。

 

総合科学の講義はどのように設定されているか

 すでに触れたように、総合科学では幅広い領域の研究を行うため、設定されている科目は大学によって大きく違います。情報処理に関する科目や、情報の収集、整理、検索に関する科目を中心とする大学などもあり、自分自身がどんなことに興味を持っているのかしっかりまとめたうえで、大学を探す必要があります。講義内容についても大学ごとの特色がありますので、しっかり下調べしておきましょう。


総合科学を学んだ人々の卒業後の進路

 さまざまな分野を学び卒業する先輩たちの就職先は、製造、運輸・通信、保険・金融・証券、マスコミ・出版、サービスなど、まさに分野を問わずといったところです。一般企業の場合では、企画、市場調査、研究開発、コンピュータ関連などの人気職種での活躍が目立ちます。博物館などの学芸員、司書、公務員の志望者もいます。
 

参考:

総合科学 │ 学問・大学情報 | Benesse マナビジョン

http://manabi.benesse.ne.jp/shokugaku/learning/system/036/

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