高校受験の専門家が教える、過去問の上手な取り組み方
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高校受験に向けての勉強の中で、外せないのが過去の入試問題(過去問)への取り組みだ。志望校の過去問に手を付ける時期や、何年分の問題に取り組むべきかなど、限られた時間を有効に使うためにも知っておきたいことがある。ベネッセ教育情報サイトでは、過去問への取り組み方について、安田教育研究所の安田理氏に伺った。
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受験勉強が順調に進んでいるなら、過去問は11月から始めるのがよいでしょう。まだ総復習が終わっていない、苦手な教科や単元が残っているという場合は、今は手を付けずに、苦手教科の克服を優先してください。
第1志望校の問題は、できれば5〜6年分取り組みましょう。公立高校が第1志望で、私立高校を1校だけ併願するなら過去3年分、複数の私立を併願するなら、それぞれ最低1年分ずつは取り組んでおきましょう。問題の分量や出題順といった全体像をつかんでおくだけでも、本番での安心感が違います。学校によって解答方法も異なるので、答え合わせでは、苦手単元やミスの傾向もしっかりつかみましょう。
最初のころは制限時間どおりやらなくてかまいません。むしろ、丁寧に設問を読み、ゆっくり考えて、総復習のつもりで取り組むとよいでしょう。過去問で足りない知識を身に付ける、苦手を克服する意識を持ってください。制限時間どおりやるのは、年明けからでOK。
そして、総復習が順調に終わった教科や得意な教科から、まとめて5年分取り組む、といった方法がおすすめです。各教科の出題傾向がつかめますし、自信も付いてきます。
保護者のかたは、問題の正答率に気を配ってあげてください。正答率が1桁、10%台の問題は捨ててしまってかまいません。たまに、満点が取れるまで同じ問題に何度も取り組ませる保護者のかたがいますが、それは時間の無駄です。正答率が高い問題を落とさないよう、アドバイスしてあげてください。
出典:過去問題の効果的な取り組み方 [高校受験] -ベネッセ教育情報サイト
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