模試の結果が…勉強のモチベーション、親としてどう上げる?
受験生を抱える親御さんにとっては、子どもの勉強の状況は常に気にかかるものかもしれません。子どもに代わって勉強してあげるわけにもいかず、もやもやする方も多いのではないでしょうか。ましてや模試の志望校判定の結果が悪くモチベーションが上がらないとなると、親御さんにとっても悩みどころとなることもあるでしょう。そこで、勉強のモチベーションを上げるために親としては何ができるのか、アンケートを取ってみました。
見守る、リフレッシュさせる、真正面から話をする、あなたは?
アンケートの結果「そっと見守る」「リフレッシュさせる」「真正面から話をする」という3つのパターンの回答が非常に多く見られました。
・余計に励ますとイライラされそうなので普段と変わらない態度でいたいです。(20代/女性/専業主婦)
・そっと見守り子どもから話したくなったときに支えてあげたいと思う。(30代/女性/専業主婦)
・時間をうまく区切って、息抜きできるようにレジャーの計画を立てたり、外食に行ったりする。(40代/女性/専業主婦)
・リフレッシュさせます。思い詰めて視野が狭くならないように、気分転換になることをします。(50代/女性/専業主婦)
・おいしいものを食べさせてあげて、少しだけ遊ばせてあげて気分転換させてあげる。(40代/女性/専業主婦)
・ひとつの模試の判定だけがすべてじゃないことを伝えます。一歩一歩の積み重ねが大切だと話します。(40代/女性/パートアルバイト)
・予備校、または塾に入れて、講師の先生にはっぱをかけてもらうのがいいと思う。具体的で論理的な情報があるし。親の言うことよりもよほど説得力があるので。(40代/女性/専業主婦)
・一緒になって勉強をする。わからないところなど苦手などを一緒になってがんばってあげる。(30代/女性/専業主婦)
そっと見守る派は、下手に声をかけると気分を逆なでする、話したくなったときに支える、などの声が多く、子どもの自己解決力を信じてモチベーションが上がるのを待つ傾向がうかがえます。
リフレッシュさせる派は、好物を食べさせたり、レジャーに連れ出すなどの回答が多く、一旦模試の結果から目をそらすことで気持ちを切り替えてあげているようです。
真正面から話をする派は、本番までに何ができるかを話したり、予備校や塾に入れるなど、具体的な話ではっぱをかけることによりモチベーションを上げようとする意図がうかがえます。
子どもの状況は多種多様!親の対応もそれぞれ?
子どもの自己解決力を信じてじっと待つ、子どもが思い詰めないよう目線をそらしリフレッシュさせる、真正面から話をすることによってはっぱをかける、の3パターンに大きく分けられることがわかりました。
日々、子どもの様子を見ている親御さんの意見ですから、どの対応も子どもの性格や状況を的確にとらえたすばらしい対応なのではないでしょうか。また、上記の3つのパターン以外の回答も数多く見られ、中には一緒に勉強をしてあげるという声も見られました。
対応の仕方はそれぞれですが、どれも親御さんのお子さまに対する愛情がうかがえるのではないでしょうか。
【アンケートについて】
■調査地域:全国
■調査対象:お子さまをお持ちの保護者のかた
■調査期間:2015年2月3日~2015年4月8日
■調査手法:Webアンケート
■有効回答数:100サンプル