【英語がニガテな高校生向け】英語の勉強に対するモチベーションを上げるコツ
多くの高校生がニガテ科目についての悩みをもっています。特に英語をニガテとしてる人が多いのではないでしょうか? 英語の学習は時間をかけて継続的に行うのが基本です。でも、やる気が持続しないと、毎日、勉強を続けることは難しいでしょう。今回の記事では英語の勉強に対するモチベーションをアップさせるコツをご紹介します。
「英語ができるようになったら、やってみたいこと」を想像してみよう
英語がニガテな人も「外国人と英語で話をしてみたい」とか「外国映画を字幕なしで観てみたい」と思ったことはありませんか? 海外のウェブサイトで趣味のための情報を収集できたら、便利ですよね。英語は大学受験に必要な科目でもありますが、本来は外国人とコミュニケーションをとるためのツールです。大学受験のために必要という意識をいったん捨てて、「英語が使いこなせるようになったら、こんなことをしてみたい」という夢を思い描いてみましょう。具体的な夢や目標を設定することで、英語に対する“やる気”も変わってくるはずです。
また、世の中のグローバル化が進むにつれて、英語の世界共通語としての重要性は高まっています。今後は国際的に活動をする会社だけでなく、国内の一般的な会社でも英語を使いこなせる人が求められるでしょう。英語を習得することによって、社会に出てから選択できる職業の幅も広がるはずです。
簡単な英語にたくさんふれることで、自信をつけていこう
「英語はニガテだけど、ちょっとがんばってみようかな」と思った人は、簡単な英語をたくさん読んだり、聴いたりするところから勉強をスタートさせましょう。試しに中学生向けの英語テキストを読んだり、初心者向けの英語のラジオ講座を聴いてみてはどうでしょう。解説なしでも理解できる簡単なレベルの英文にふれることは楽しく感じますし、自信にもつながります。中学校レベルの英文で理解できなかった部分は、きちんと復習してから次のレベルに移ればよいのです。
英語の勉強を進める際に大事なのは、「完ぺき主義者にならないこと」です。普通の人は、一度の学習で内容を完全に身につけることはできません。何度もくり返すうちに覚えていくものです。最初は「全然わからない…」と感じるレベルの英文も、知っている英単語が増え、基本的な文法知識を覚えるにつれて徐々に読めるようになり、自信がついていくものです。「わからないから、目をそむける」のではなく、「まずは簡単なレベルからチャレンジしてみる」という姿勢をもつようにしましょう。
興味が持てるテーマ、自分に合ったジャンルの英文を活用するのも手
英文が読めない理由は、大きく分けて2つあります。ひとつは「英単語や英文法の知識が足りないため」。もうひとつは「文章の内容自体が難しいか、その内容自体に興味をもてないため」です。英単語や文法の知識が足りていない場合は、地道に勉強していくしかありません。ただ、「英語で書かれている文章の内容に興味をもてないために、英語の勉強が嫌い」というのは少しもったいない話です。
その場合は、自分が興味をもてそうなテーマの英文を使って勉強に取り組んでみましょう。例えばサスペンス映画が好きな人は、ミステリー小説の短編を英文で読んでみるのもいいでしょう。また、抽象的なテーマの文章がニガテという人は、問題集の中からエッセイや小説など、具体的なテーマの英文をピックアップして英語力を身につけるというのもひとつの方法です。まずは英文にふれる時間を増やすことを目標にしましょう。
ただし、大学入試では文化や宗教、社会、科学に関する英文が頻出しますから、高3になったら受験対策として抽象的なテーマの英文にふれておくことも忘れないようにしましょう。