「中学からの貯金」はリセット! 謙虚な気持ちで高1の勉強をこなそう

「中学からの貯金」はリセット! 謙虚な気持ちで高1の勉強をこなそう長かった受験生活を終え、はれて高校生となっても浮かれてばかりはいられない。実は高校1年生の1学期は、これからの高校生活を左右しかねない大切な時期。そこで新高1生に知っておいてほしい、1学期の過ごし方について、ベネッセ教育総合研究所の村山和生氏に伺った。

 

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1学期最初のテストや中間考査などでよくあるのが、人生で初めて真ん中より下の順位を経験し、途端に自信をなくしてしまうケースです。周りは皆、あなたと同じような努力を経て合格してきた人たちなのですから、中学時代よりも校内順位が下がるのは当たり前。クラスや学校内での相対的な位置付けよりも、日々の授業を理解できているか否かのほうがよほど有効なバロメーターになります。

 

校内順位が高い場合も注意は必要です。あくまで中学時代の「貯金」で食いつないでいるだけだと認識してください。自分はできると調子に乗って日々の授業をおろそかにしていると、2学期に入って突然成績が下がることもあります。1学期のテストがどんな結果であろうと、必ず謙虚な気持ちで日々の授業にしっかり取り組むようにしてください。

 

学校から与えられた課題をこなすのに精いっぱいで、予習復習にはしっかり時間を割けなかった、なんて人はいませんか? 大学入試問題の変化からも見て取れるように、今の高校生は、教科書・授業内容の丸暗記ではなく、たとえば他の解法はないか、他の教科につなげられる点はないかなど、いかに発展的に考えられるかが大事になってきます。

 

課題の有無にかかわらず、自分から主体的に予習復習し、わからないことはどんどん先生に相談すること。それが発展・応用力を身に付けるための第一歩です。

 

出典:大学受験をも左右する! 新高1生が知っておくべき、正しい1学期の過ごし方とは? -ベネッセ教育情報サイト

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