【どうなる?どうする?娘の大学受験】第8回 ついに共通テスト本番!
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進研ゼミ編集室のリアル受験生保護者による長女の大学受験ドキュメント。
いよいよ訪れた共通テスト本番!
試験会場に向かう娘の背中を見守る母の思いやいかに……。
ついにやってきた共通テスト本番。
朝食を食べる娘は、意外とひょうひょうとしているように見えました。
共通テストの前に模試が頻繁にあったためか「え、まさか今日も模試だと思っている?」と思ったほどです。
試験会場に向かう途中駅まで送ったのですが、道中で神社に寄ってお参りしました。
いつもお正月に家族で初詣に行く神社です。
駅で娘を送り出した時は、娘の背中を眺めてジーンときました。
他の受験生もたくさんいて、娘の背中からは不安と気合の両方が感じられて……。
「ああ、いよいよなんだな」と実感しました。これまでのことを思い返しながら「がんばってきた成果を出せますように」と祈る気持ちと同時に、「なんとか風邪も引かずにここまでこられてよかった」と、ほっと胸をなで下ろす気持ちも強くて。弟が2回もインフルエンザにかかったので、娘にうつらないかひやひやしていたんですよね。
試験開始後は、天気がどんどん崩れていきました。
降りだした雨は雷雨へ、さらには雪に変わったのを見て「会場まで迎えに行こう」と決意。
これが結果として、いい決断となりました。
というのも、娘は苦手な英語が思うように解けず、誰とも話したくなかったようなんです。学校の友達と帰り道が一緒になると、どうしても試験の内容や出来について話題が出ちゃいますよね。加えて、試験会場で周りの男子受験生が大声で「できた」「できない」と話していたのも気になってしまったようです。
「迎えに来てくれてよかった」と言われて、受験生の繊細な心情に改めて気付かされました。他の人の出来具合に動揺してしまったら、最悪、翌日の試験にまで引きずってしまう可能性もあるもの。触れなくてもいい情報からは距離を置くことが大切ですね。
我が家の場合、試験会場まで迎えに行ったのは、大正解でした。
\ほかのお話はこちら/
どうなる?どうする?娘の大学受験
編集協力/岡 聡子
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