最優先は昼寝? 高2の娘の態度にマンガ家の母の怒りの矛先は……
高校2年生も終盤を迎えた、マンガ家・おぐらなおみ氏の長女。受験を控えながらも、停滞期が続いている。ここが踏ん張りどころと励ましたい母心だが、昼寝優先の本人を前にイライラはヒートアップ! そのせいで、ついに夫婦の会話も険悪に……?
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我が家は、相変わらずの停滞期でございます。
小康状態といえば聞こえはいいですが、その「小康」があまりいい状態じゃないので、
まあ、ちょっと……家庭内が暗いのです。
もうすぐ高校2年生も終わりなので、学習・行事面でもまとめの時期にきております。
ムスメ本人も母親(わたくしですね)も、学年の締めとしてあまりいい感じでは
ないのかなあ、とほんのり感じている次第です……。
できればここで「来年につながるような素敵なウキウキ感」があればと、
切実に思っているのですがまあなかなか親が思うようにはうまくいかないですね。
元気がいいときには「なーに、失敗の経験こそ財産よ!」と
鼻息荒くムスメの肩でも叩くところですが、なにしろ寒いから……。
心が沈みがちのときには、そんな気も起きないですね……。
で、ですね。こういう停滞期のときには夫婦の会話も荒(すさ)みがち
オットに対してケンケンと突っかかるツマ(わたくしのことです)に、
いつもは寛大なオットも堪忍袋の緒が切れたのでしょう。
いつになく険しい表情で痛いとこを突いてきたのでした。
確かに、勉強しろ勉強しろ、今は踏ん張りどころなのだからやっておいたほうがいい、
というのは私なりの、ムスメへの励ましの言葉ではあるけれども、
聞いているほうはうんざりするものだろうし、
なにしろオットはそういう励ましは重荷になるタイプ。
カッとなって「今一番大切なのは、勉強することでしょう!?」と言うツマに、
「優先順位は本人が決めるんだよ!」と、オット。
確かに優先順位はムスメが決めるとしても、第一に優先するものが昼寝だったとしたら……。
いや、それでもムスメが優先したいと言い張るのなら、
保護者はだまって見守るべきなのでしょうか?
なんだか話が大げさになってしまいましたが、そのあたり、オットと話し合いたいところです。