年の初めに考える「子育て」 第2回 「小説」を読ませて[高校合格言コラム]
大学入試センター試験が、いよいよ直前に迫ってきた。大学受験のエキスパート・ベネッセ教育総合研究所の村山和生氏が、例年ありがちなセンター試験でのトラブルを元に、心構えをアドバイスする。
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(1)インフルエンザや風邪の場合は、追試験が受けられる
病気やけがなどで試験が受けられなかったかたには、追試験が用意されています。詳細は「受験上の注意」に記載されています。
(2)会場へは必ず公共交通機関で出かけよう
雪などで公共交通機関に遅れが生じた場合、公共交通機関が発行する「遅延証明書」を提出すれば、別室での受験が認められることがあります。同じように遅れても、自家用車やタクシーの場合は認められません。
(3)スマートフォンや携帯電話は時計代わりにできない
スマートフォンや携帯は時計の代わりにはできません。会場には必ずしも時計があるとは限りませんので、計算機能等のない時計は必需品です。
(4)スマートフォンや携帯電話は電源を切り、かばんにしまっておくこと
試験中は、マナーモードではなく必ず電源を切ってください。
(5)試験会場にいる間は、出来・不出来を絶対に話題にしない
前の試験の出来・不出来や問題の答えを言い合ったりするなどの行為は、試験会場では絶対にNG。休憩時間はイヤホン等で耳をふさいでおくのもよいでしょう。
(6)忘れ物に気付いたら「そのまま会場へ」が原則
家を出てから忘れ物に気付いた場合、そのまま会場に向かうのが原則です。仮に受験票がなくても、本人であると証明ができれば受験できます。
(7)保温効果の高いインナーは着ないこと
保温効果の高いインナーを大量に着込んでしまった結果、暑過ぎて効率が落ちてしまう人が。普段着慣れないものは、着ないことが原則です。
(8)貼るタイプのカイロにも注意
試験会場は意外と暖かいですから、カイロの貼りっぱなしは避けてください。
(9)英字プリントの服はNG
英語や地図などがプリントされた洋服は、最悪の場合脱がされることがあります。また、格言が書かれた鉛筆の使用もNGです。
(10)カンニングは言語道断
不正行為が発覚すると、それ以降の受験が一切できなくなります。
前日までにしっかりと準備をし、試験当日はこれまでの成果を十分に発揮することに集中してください。皆さんの健闘を祈ります。