夏休みは受験の天王山 1日3時間以上勉強する中3は45.4%

夏休みは受験の天王山 1日3時間以上勉強する中3は45.4%「夏休みを制するものは高校受験を制す」。そんな言葉があるくらいに、高校受験にとって、中学3年生の夏休みの過ごし方が重要だといわれている。Benesse教育情報サイトでは、高校生の子どもを持つサイト会員の保護者を対象に、子どもが中3だったころの夏休みの過ごし方についてのアンケート調査を実施(アンケート期間2011年7月/回答者数1027人)。中3の夏のリアルな姿が浮かび上がった。

 

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夏休み期間の学習方法について尋ねると(複数回答)、52.3%が「学校からの課題」、48.0%が「塾(夏期講習)」、46.4%が「塾(通塾)」という結果に。また、家庭内での勉強時間と家庭外での勉強時間を総合した1日あたりの勉強時間については、もっとも多かったのが「4時間以上」の25.5%。ちなみに、「3時間~4時間未満」は19.9%で、実に45.4%の中学3年生が、夏休みに1日3時間以上も勉強していることとなる(下記円グラフ参照)。

 

夏休みは受験の天王山 1日3時間以上勉強する中3は45.4%

 

そんな子どもたちに対し保護者はどう思っていたのだろうか。「お子さまが中3の夏休みのころ、学習への取り組み状況はいかがでしたか?」という質問に対し、「とてもよく取り組んでいた」と回答した保護者は24.4%、「まあ取り組んでいた」は50.2%、「あまり取り組んでいなかった」が21.8%、「まったく取り組んでいなかった」が3.6%という結果だった。

 

さらに、「受験勉強について、お子さまが本気になってきた、本腰を入れたと感じたのは、いつごろでしたか?」という質問をしたところ、もっとも多かったのはなんと「中3の1月以降」で17.2%、次いで「中3の12月」が15.0%という結果だった。夏休み期間中となる「中3夏休みに入った後~7月末日」は12.7%、同じく「中3の8月」は12.1%だった。アンケート結果を見る限りでは、受験間近になってから、本腰を入れたという中学3年生が多いようだ。

 

出典:受験の天王山!? 中3の夏休みの過ごし方 -ベネッセ教育情報サイト

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