福島県 高校入試制度・出題傾向(平成23年度)
福島県の公立高校入試制度(平成23年度)
調査書情報 | II期選抜 | I期選抜 |
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I期選抜・II期選抜とも、中一から中三までの9教科の成績が5段階で評定される。I期選抜は135点満点、II期選抜では実技4教科が2倍されて195点満点。「特別活動等の記録」を点数化する高校もあるので、満点の点数は高校によって異なる。 | 選抜は2段階で行われる。調査書の評定点(195点満点)と学力検査(5教科250点満点)の比重が同じ場合、両方の成績の順位が定員内にあれば原則合格。次に、その他の受験生を対象に、学力検査、調査書の記載事項、面接結果(実施校のみ)を総合して判定する。傾斜配点を実施している高校・学科(コース)もある。 | I期選抜はすべての高校・学科で実施。中学校長の推薦が不要な自己推薦型の入試。募集定員枠は各学科の募集定員の10~40%以内とする高校がほとんど。合否は、面接、調査書、志願理由書、小論文(作文)などを総合して判定される。各高校がどのような生徒に志願してほしいかを公表している。 |
福島県の公立高校入試傾向(平成23年度)
英語 入試傾向 | 総合的な英語の力が求められるのが特徴! |
基本的な構成はほぼ例年どおり。大問1はリスニングで出題は全体の約3割と高め。大問2は文法問題。大問3は文法問題と和文英訳型の英作文が出たんだ。大問4は対話文読解。英問英答問題などが出た。大問5は長文読解で、下線部の内容について答える問題などが出たよ。 | |
過去3か年はこれが出た! |
数学 入試傾向 | 円周角の定理を使う記述式の証明問題が出た! |
大問1と大問2は計算問題が中心の小問集合。大問3は関数、確率、数と式の問題。大問4は連立方程式の文章題で、求める過程を書かせる形式。大問5は平面図形で、記述式の証明問題。大問6は放物線と図形の融合問題。大問7は立方体を素材とした空間図形だったよ。 | |
過去3か年はこれが出た! |
国語 入試傾向 | 大問構成に変化なし。幅広い単元から出題! |
大問数・内容は、ほぼ例年と同じだよ。大問1は漢字と国語知識の問題、大問2の韻文は詩が出題されたよ。大問3で古文、大問4で小説、大問5で説明的文章、大問6で作文が出たよ。大問6の作文は、ラジオCMのシナリオを読んで、自分の考えや意見を書く問題だったよ。 | |
過去3か年はこれが出た! |
理科 入試傾向 | 問題数が多く、いろいろな出題形式で出る! |
大問1は小問集合、大問2~9は物化生地から2問ずつの出題。記号選択や用語記述、文章記述、作図、計算問題などいろいろな出題形式が見られたよ。また、大問9では、光が凸レンズを通ったあと、鏡で反射してスクリーンにどのようにうつるかを答える、難易度が高い問題が出たよ。 | |
過去3か年はこれが出た! |
社会 入試傾向 | 複数の資料を読み取る問題が出題された! |
大問1は地理、大問2は融合(地理・歴史)、大問3・4は歴史、大問5・6は公民が出題されたよ。指定された語句を使ってまとめる文章記述問題や、複数の資料を読み取ってまとめる文章記述の問題が出題されたよ。簡潔に文章をまとめる力をつけておこう。 | |
過去3か年はこれが出た! |