工夫を凝らした「学校説明会」が増えている[学校説明会の上手な参加の仕方 第1回]

9月からは「学校説明会」が本格的に始まります。最近は学校側がいろいろな工夫をしています。参加する時にはどういった心構えで臨めばいいのでしょうか。



工夫を凝らした「学校説明会」が増えている[学校説明会の上手な参加の仕方 第1回]

在校生が登場する説明会が増えている

秋になると、いよいよ「学校説明会」が本格的に始まります。
既に2年生の時に「学校説明会」にも出かけたというかたもいらっしゃるかもしれませんが、改めて「学校説明会」への参加の仕方を考えてみましょう。
「学校説明会」の基本型は、平日の午前中や土曜日・日曜日などに講堂・体育館などを使って、入学希望の受験生や保護者を対象に、教育方針や教育課程、学校行事やクラブ活動、進路実績などについて説明するものです。
最近は、校長の話や学校行事のビデオ上映の他に、在校生や保護者の話、在校生による英語スピーチ、楽器演奏など趣向を凝らす学校も目立っています。こうした場合は、在校生のいきいきした姿に接することができます。
人気校の中には予約制の学校がありますので、志望校のホームページを調べ、早めに申し込む必要があります。
全体に「学校説明会」の回数自体も増えていますが、働いている保護者が参加しやすいように「ナイト説明会」を開いたり、ターミナル駅や駅に近く参加しやすいところで開くなど、都市部の学校では、開催時間も場所も多様化してきています。


生の生徒の姿を見られるケース、見られないケース

また、説明会のあと、校内案内がある学校とない学校、授業見学ができる学校とできない学校があります。それらがない場合、生徒の生の姿を見るには別に「学校見学会」に参加する必要があります。説明会のあとにそうした機会があるのかどうか、事前に問い合わせておくといいでしょう。
過去問の販売(無料配布の学校もあります)、願書の無料配布(有料の学校もあります)などもあるので、受験の予定があるならこの機会に手に入れておきたいものです。


プロフィール


安田理

大手出版社で雑誌の編集長を務めた後、受験情報誌・教育書籍の企画・編集にあたる。教育情報プロジェクトを主宰、幅広く教育に関する調査・分析を行う。2002年、安田教育研究所を設立。講演・執筆・情報発信、セミナーの開催、コンサルティングなど幅広く活躍中。
安田教育研究所(http://www.yasudaken.com/)

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