COP10をきっかけに「生物多様性」を考える
適性検査ではこう問われる
文章やデータをもとに、なぜ生物多様性を守る必要があるのかを考えさせる
生物多様性は、「生物の種類の多さ」という意味に理解されがちですが、ただ種類が多いだけでは十分とはいえません。奄美大島にマングースが連れてこられたことで多くの生物の数が減ってしまったように、生態系のバランスにかなっていなければならないのです。過去の適性検査では、生物多様性について述べた文章を提示し、生物多様性とはどのようなことか、なぜ守る必要があるのか、文章中から読み取って書かせる問題が出ました。このように、言葉を覚えるだけではなく、生物多様性を守る意味について一歩踏み込んで考えさせる問題が出ることが予想されます。
「みんなつながっているんだね─生物多様性ってなに?─」所ゆきよし(漫画) COP10支援実行委員会が作成した、生物多様性についてやさしく学べる子ども向け漫画。同委員会のウェブサイト(http://www.cop10.jp/aichi-nagoya/index.html)からダウンロードできます。 ダウンロードページ:http://www.cop10.jp/aichi-nagoya/biodiversity/pamphlet.html |
親子でやってみよう
エコツアーに出かけてみよう!
生物多様性に関する考えを深めるには、実際に自然の中に入り、生物の多様性を実感することが大切です。地域の自然、人々の暮らし、文化などにふれあう「エコツアー」が全国各地で開催されています。生物多様性について理解を深めるために、ぜひ、「エコツアー」に参加してみてください。 | 環境省ホームページ『エコツアー総覧』(http://ecotourism.env.go.jp/) 全国で実施されているエコツアー関連情報を網羅的に紹介する総合情報サイトです。 |