「ノーベル賞」から日本の科学と科学者について考える
適性検査ではこう問われる
科学者のエピソードや日本の科学に関する資料をもとに考えさせる
2008年度の東京都立立川国際中等教育学校の適性検査では、作文問題の選択資料のひとつとして、ノーベル賞受賞者の湯川秀樹さん、朝永振一郎さん、福井謙一さん、白川英樹さん、田中耕一さんの子どもの頃のエピソードが示されました。
2008年度の東京都立小石川中等教育学校の適性検査では、日本の自然科学の研究者に関して、世界各国と比較したさまざまなデータを示し、そこから日本の特徴などを読み取り、自分の興味などについて書かせる問題が出題されています。ノーベル賞に関しても、右のようなデータをもとに、世界と比較していえることを読み取ったり、自分の考えを問うたりする問題が出題されると考えられます。
親子でやってみよう
ホームページや書籍、テレビ、博物館などでノーベル賞を受賞した研究内容や受賞者の歩みなどに触れてみる
ノーベル賞は、お子さまが科学や科学者に興味をもつ絶好の機会です。
次のページで紹介するホームページや書籍のほか、テレビの子ども向けのニュース番組、科学番組などを親子で見て、感じたことなどを話し合うとよいでしょう。
また、科学博物館などでノーベル賞に関連した特別展などが組まれることもありますので、それらの情報をチェックして、親子で行ってみてはいかがでしょうか。