理科「電流」[中学受験]
問題3 | ||||||||||||||||||||||||
豆電球とスイッチ、3個の新しいかん電池A・B・Cがあります。 (1)かん電池A・Bを並列につなぎ、それとかん電池Cを直列に接続したもので、豆電球をつけたいと思います。下の図を導線でつなぎ正しい回路を作りなさい。なおソケットはないので、豆電球に直接導線を接続しなさい。 (2) この接続で豆電球をつけ続けると、どのかん電池が最初に使えなくなりますか。ア~オから1つ選びなさい。
(3) 上の(1)の接続のかん電池でつけた豆電球とほぼ同じ明るさになるのは、下のどれを豆電球につけた場合ですか。ア~カから1つ選びなさい。
(フェリス女学院中 2005年) |
<問題3 (1)の考え方と答え> |
ここで注意する点は、「並列つなぎ」のかき方と、豆電球と導線のつなぎ方ですね。 並列つなぎにはいろいろなパターンが考えられますから、自分で実際にかいてみて、いろいろなつなぎ方・かき方をマスターしておこうね。 |
<問題3 (2)の考え方と答え> |
確認(かくにん)のために回路図をかいて、乾電池のはたらきの大きさと、豆電球の明るさを書きこみましょう。 乾電池A、Bよりも乾電池Cのはたらきのほうが大きいので、早く弱まります。 |
<問題3 (3)の考え方と答え> |
乾電池のはたらきの大きさの合計は? 乾電池2個を直列につないだときと同じになりますね。 |
<問題3 (4)の考え方と答え> |
だんだん明るくなるようにするには、乾電池のはたらきが、だんだん大きくなるようにすればいいですよね。 単純(たんじゅん)に、1個、2個を直列、3個を直列に…という回路を考えてかいてみましょう。 さて、どうでしたか? 回路をかくことは最初のうちは慣れなくてむずかしいと思いますが、何度もかいてみて(時には失敗してもだいじょうぶ!)回路に慣れ親しむことが上達への近道です。がんばってね。 |