算数「平面図形と比(1)」[中学受験]

問題3
右の図のような平行四辺形ABCDがあり、底辺BCの長さは14cm、高さは10cmです。また、三角形EBFの面積は20cm²です。

  (1)三角形EFDの面積は何cm²ですか。

  (2)AEの長さは何cmですか。
図
(桐朋中 2007年)
<問題3 (1)の考え方と答え>
三角形EBC の面積は、14 × 10 ÷ 2 = 70(cm²)で、三角形EBF の面積が20(cm²)だから、
三角形FBC の面積は?

70 — 20 = 50 (cm²)

図底辺比 = 面積比 より、

EF : FC = 2 : 5 であることがわかる。
図これより、
三角形EFD と 三角形CFB の辺の長さの比は
同じであるから、

DF : BF = 2 : 5 である。

だから、三角形EFD と 三角形EBF の面積比も 2 : 5

つまり、三角形EFD の面積は

20×2/5=8(cm²)
(答え) 8(cm²)
<問題3 (2)の考え方と答え>
ED : CBも 2 : 5 で、AE : AD = 3 : 5 となる。
AD = BC = 14 cm だから、AEの長さは?

14×3/5=8.4(cm)
(答え) 8.4(cm)

プロフィール



大人気メールマガジン「コロンブス的・超発想で中学受験を成功させる方法」の発行人で、中学受験カウンセラー。メルマガは殿堂入りを果たす。理科・替え歌暗記法のCD『愛のメモリーTM』も作成。

子育て・教育Q&A