高知県 高校入試制度・出題傾向(平成21年度)
高知県の公立高校入試制度(平成21年度)
調査書情報 | 前期選抜 | 後期選抜 |
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前期選抜、後期選抜ともに全員提出する。平成21年度の調査書は、中一から中三までの各教科(9教科)の評定が一定の換算方法によって点数化された。 | 平成22年度から入試制度が変更され、平成21年度までは後期選抜で行われていた5教科の共通の学力検査(必須)が2月上旬の前期選抜で行われることになった。前期選抜は5教科の学力検査、面接、志願理由書、調査書等によって総合的に合格者を決定。募集定員は大幅に増え、原則として入学定員の80%を上限とするが、一部の学科・コースでは80%を超える場合もある。学科によっては実技検査を実施。 また平成22年度からは4学区のうち、東部、高吾、幡多の3学区は撤廃されることになった。高知学区は、平成24年度の全県一区に向けて順次区外枠を緩和していく予定。 | 平成22年度入試から、後期選抜の入学定員は大幅減。入学定員から前期選抜の合格者数を差し引いた人数が、後期選抜の入学定員として決定される。後期選抜は3教科(国語、数学、英語)以内の教科の検査、面接および作文のうち、各学校が指定する検査を実施する。検査結果と志願理由書、調査書等を総合的に判断して合格者を決定。学科によっては実技検査を実施。 |
高知県の公立高校入試傾向(平成21年度)
英語 入試傾向 | リスニングの出題が全体の約45%をしめる! |
【1】はリスニング。3年連続でリスニングの出題が全体の4割以上をしめたよ。【2】は短い文章を読んで要旨を選ぶ問題など。【3】は長文読解で、要約文を完成させる問題など。【4】は語順整序の文法問題。【5】は語いの問題と、意見を求める文などを書く英作文が出題された。 | |
過去3か年はこれが出た! |
数学 入試傾向 | 辺上を点が動く正四角すいの問題が出た! |
【1】は計算問題。【2】は数と式、関数、確率、平面図形、空間図形の基本問題。【3】は線分の中点を作図する問題。【4】は正四角すいの底面の辺上を動く点と頂点がつくる図形に関する問題。【5】は放物線の問題。【6】は記述式の証明を含む平面図形の問題が出たよ。 | |
過去3か年はこれが出た! |
国語 入試傾向 | 韻文の鑑賞力を問われる問題が出る |
大問数が1問減って、4大問となったよ。【1】は漢字・文法・国語知識・説明的文章、【2】は韻文が連続で出ていて、平成21年度は俳句が出題されたんだ。【3】は説明的文章、【4】は古文だったよ。作文はないけれど、説明的文章を読んで、筆者の考えを70字以内でまとめる問題が出たよ。 | |
過去3か年はこれが出た! |
理科 入試傾向 | 文章記述問題やグラフをかく問題が出る! |
大問は全部で5問出ていて、【1】が小問集合、【2】が生物、【3】が物理、【4】が化学、【5】が地学だったよ。とくに、【3】の物理では静電気に関する実験について、理由を答える文章記述問題が、【4】の化学では、銅と酸素の化合に関するグラフをかく問題が出ていたよ! | |
過去3か年はこれが出た! |
社会 入試傾向 | 地理・歴史・公民からバランスよく出題された! |
【1】【4】は地理、【2】は公民、【3】【6】は歴史、【5】は融合(地理・公民)が出題されたよ。地理・歴史・公民の各分野からバランスよく出題され、基礎的な知識が要求されたよ。地理分野で文章記述問題も出題されたので、言いたいことを簡潔にまとめる力も必要だよ。 | |
過去3か年はこれが出た! |