言いたい言葉が載っている!中学生にぴったりな和英辞典の選び方

ほとんどの人が中学生になってはじめて英語を教科として学んでいることと思います。長年「中学生の英語学習にぴったりな辞書」をテーマに英語の辞書を作り続けてきた、株式会社ベネッセコーポレーション 中学生商品開発部 英語課の山田裕子さんに、和英辞典(日本語→英語)を選ぶコツについて聞いてきました。


「中学生が書きたい英作文」の傾向を研究

 英和辞典の選び方のコラムでも述べましたが、やはり辞書というのは、使い手が誰かによって、作りも全然違ってきます。和英辞典も、中学生が使いやすいもの、中学生の期待に応えられるものを選んだほうが、学習がはかどるはずです。私たちベネッセは、実際に中学生を教えている先生方のご意見やご感想を集めながら作っています。

 

自分の言いたいことがあって、それをどう英語で表現するか。和英辞典とは、そういう目的で使います。ということは、中学生のみなさんが言いたいこと、作文に書きたいことが、ちゃんと載っている辞書が、いい辞書ということになります。ベネッセでは現役の中学校の先生方にご協力いただき、実際の生徒さんの英作文を見せてもらって、「どんなことを伝えたがっているのか」という研究を重ねました。

 

 

楽しい思い出を英語で書いて、力をつけよう!

 その結果、「友だち」「部活」「ペット」「職場体験」など、たくさんのキーワードが浮かび上がってきました。やはり中学生のみなさんは、自分の身の回りにある楽しい出来事や思い出を作文に書きたいと思うからですね。

 

ベネッセの「challenge中学和英辞典」は、これらのキーワードに関係する言葉を充実させています。

 

たとえば「友だち」に関連する言葉として、

「なんでも話せる友だち」

「本当の友だち」

「昔からの友だち」

「友だちの友だち」

なども収録しています。

 

身近なことを英語で言えるようになる。そういう楽しみ、達成感を感じながら、英語表現を学べたらうれしいと思います。

 

 

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