「ついスマホ」を利用しよう。集中力がない人でも効果的に勉強する、人気の方法

「勉強しなきゃいけないのにやる気になれない」
「ついスマホを見てしまって勉強に集中できない」

大人にも子どもにも、このような悩みを抱える人は多いのではないでしょうか。そんな人におすすめの、スマホを使った勉強法があるのをご存じですか? 「スマホで集中力を上げられる」と人気の勉強法をご紹介します。

この記事のポイント

ライブ配信や「StudyCast」でやる気アップ

・勉強垢でモチベーションアップ

「図書館や塾で自習したら集中できた」という経験がある人は多いです。静かで気が散るものもなく、周囲の人ががんばっていることで「自分もがんばろう」という気持ちになれるためです。ただし、図書館や塾の自習室はいつでもあいているわけではなく、使いたい時に使えないこともあります

実はネット上でも、似たような空間を作り出すことができます。InstagramやTwitter上などで「勉強垢(あか)」という専用のアカウントを作り、同じ目標を持つ仲間と交流しながら勉強するのです。「今日は○時間勉強した」「○○高校合格に向けてがんばろう!」などとやり取りすると、モチベーションアップにつながります。

Instagramで「#勉強垢」は264万件、「#勉強垢さんと繋がりたい」は172万件投稿される人気ぶりです。ある高校生によると、「クラスメイトに志望校とかどのくらい勉強したとかは言いにくい。でも、勉強垢なら目標が同じ同士だし、勉強したことも堂々と言いやすい」そうです。

・勉強系YouTuberのライブ配信に参加

勉強系YouTuberと呼ばれる人たちがいます。勉強のコツやポイント解説動画などを投稿しており、「とある男が授業をしてみた」を配信する葉一さんなどが人気です。

このような勉強系YouTuberや勉強垢の人たちが、YouTubeなどで勉強動画をライブ配信していることがあります。ライブ配信では、配信者はただ黙々と勉強している姿を流しています。視聴者たちは、配信画面を流しながら自分も勉強するというわけです。このような動画を見ながら勉強したり、「配信時間に合わせて自分も勉強しよう」と計画を立てたりしても良いでしょう。

・「StudyCast」など勉強アプリを活用

友達同士で励まし合いながらオンラインで学習するのもやる気につながります。たとえばベネッセの「StudyCast(スタキャス)」を使うと、スマホの中に勉強部屋を作り、他のユーザーと一緒に学習することができます。アプリを利用しているユーザー全体に公開できる部屋や、少数の身近な友達とビデオ通話ができる部屋、一人で集中して勉強できる部屋などさまざまな勉強部屋があり、その時の状況に合わせて勉強する環境を選べます。また、これらの部屋で勉強した時間はすべて自動で記録され、グラフレポートが作られるため、やる気につながるはず。

StudyCastの「みんなで勉強ルーム」は誰でも匿名で参加でき、スタンプで励まし合える勉強部屋

スマホを使った「タイムラプス勉強法」で集中できる

・「タイムラプス」撮影とは?

「タイムラプス動画」とは、数秒または数分おきなどに撮影した静止画を続けて再生することでコマ送りのように見える撮影方法です。星の動きなどの時間の経過を表したい動画を撮影する時にもよく使われます。

iPhoneではカメラアプリの「タイムラプス」で撮影できます。Androidでは、「Microsoft Hyperlapse Mobile」や「Framelapse」などのアプリで撮影可能です。

・「タイムラプス勉強法」は中高生に人気

タイムラプス勉強法とは、スマホで勉強している手元などをタイムラプス撮影し、SNSに投稿する勉強法です。SNSが好きで勉強垢を使っている人なら、中高生の間で人気の「タイムラプス勉強法」を試してみるといいかもしれません。

執筆現在、Instagramで「#タイムラプス勉強法」は5.8万件投稿されるなど、非常に人気となっています。高校生を対象としたある調査によると、タイムラプス勉強法の認知度は6割に上り、全体の4分の1が実際にやったことがあると答えています。

投稿を見ると、スマホで勉強中の手元などを撮影したものが多く、ひたすらノートが文字で埋まっていったり、問題集を解いたりしています。デジタルやアナログ時計を画面に入れたものも多く、時間の経過がよりわかりやすくなっています。この時、文房具をお気に入りのものでそろえたりすると、やる気にもつながるようです。

・タイプラプス撮影中は「スマホに触れない」のがメリット

撮影した動画は、InstagramやYouTubeなどのSNSに投稿します。撮影している間はスマホに触れず、動画に映っているのでサボることもできません。試した人からは、「強制的にスマホに触れなくできる」と評判は上々のようです。自分がどのくらい勉強したのかという記録にもなり、達成感も感じられ、フォロワーに見てもらうことでモチベーションアップにもつながるというわけです。

スマホを使った勉強法、小学生が注意するのは?

・「スマホで勉強」は小学生でもできる?

スマホやiPadなどを使っている小学生なら、勉強のライブ配信に参加したりタイムラプス動画を撮影したりすることができます。SNSを利用する場合は、対象年齢などの利用規約や個人情報の取り扱いに注意してください(StudyCastは中高生推奨。小学生も利用可)。

・スマホのダラダラ使用はNG

勉強中にスマホがそばにあると、ついSNSを見てしまうことがあります。その場合は「SNSの通知を切る」「アプリを期間限定で削除する」方法も効果的。スマホで勉強する方法があるとはいえダラダラ使うことはせず、タイムラプス撮影などしていない時は「スマホは別の部屋で充電」「保護者が預かる」など物理的にスマホから離れ、触りづらくしておくのも良い方法です。

まとめ & 実践 TIPS

多くの先輩達が、このようにして悩みを克服し、勉強に集中してきました。ぜひ、気になった勉強法を取り入れてみてくださいね。

執筆/高橋暁子

プロフィール

高橋暁子

成蹊大学客員教授/ITジャーナリスト
SNSや情報モラルリテラシーが専門。執筆・講演・監修・メディア出演を手掛ける。小中高校、大学などでSNS研修講師を多数行っている。NHK『あさイチ』『クローズアップ現代+』など、テレビ出演も多数。『ソーシャルメディア中毒』(幻冬舎)などSNS関連の著作多数。令和3年度教育出版中学校国語の教科書にコラム掲載。元小学校教員で一児の母でもある。

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