保護者も知っておきたい!要注意 受験生にありがちなNG勉強法【大学受験】

お子さまの受験勉強、順調ですか?「頑張っているけど、あまり成果が見られないみたい…」などと感じられる場合には、勉強法に問題があるのかもしれません。受験生にありがちなNG勉強法とその解決法をご紹介します。

この記事のポイント

<NG勉強法その1> 全科目で同じ得点を目標にしている

受験生がついやりがちな勉強法として多いのが、「全科目とも○○点をめざす」という目標を設定して、それをもとに勉強してしまうことです。NGポイントは、志望校の配点を考慮していないこと。例えば、早稲田大の2つの学部の配点は下の表のようになっています。

早稲田大 一般入試の科目配点 ※2020年度入試

表を見ると、教育学部 文科系(A方式)は各科目同じ配点になっていますが、商学部では英語の配点がぐんと高くなっています。商学部を狙うならば、英語を優先して勉強した方が有利であることが読み取れるでしょう。
同じ大学でも学部によって科目ごとの配点は異なります。志望校や併願校で気になる学部があれば、その配点を調べてから、受験計画を考えるのがおすすめです。

<NG勉強法その2> 問題集を最初のページから解いていく

「夏までに問題集を1冊やりきる」「知識の抜けもれがないように1冊を完璧にやり遂げる」などの目標を立てて取り組んでいる受験生もいます。

一見、頑張っている様子なので保護者としては安心しがちなところですが、問題集を最初のページから解いていくとなるとすでに解ける問題や、わかっている分野も解くことになり、その分、多くの時間を費やすことになりかねません。せっかくの努力を得点アップにつなげるには、ニガテ分野を優先して学習していくのがコツです。ことに、時間に限りがある受験勉強では、より効率的な勉強方法を選択していくのが得策です。

効率よく勉強するには、模試の結果を活用するのがおすすめです。模試の結果を見れば、ニガテ科目や分野は一目瞭然。その問題から優先して取り組み、解けた分野は思いきって飛ばしてしまうことで効率がアップします。模試の結果の報告を受けた際には、ぜひニガテ分野に注目するようアドバイスしていきましょう。

<NG勉強法その3> 応用問題をとにかく解きまくる

応用問題や入試問題が解けないと合格できないと考えて、基礎がまだ身についていない時期から、難しい問題を解く受験生もいます。

チャレンジ精神は大切ですが、現状の学力で太刀打ちできないレベルの問題なら、いくらチャレンジしても解けないのは当然のこと。解説を読んでも理解できず、ただ時間が過ぎるだけでは努力がムダになってしまいます。ここはまず、自分の学力に合ったレベルの問題を解き、知識や解法の整理をしながら、徐々に問題のレベルを上げていくことが大切です。

保護者としては、難しい問題にチャレンジしたい気持ちを受け止めつつも、「急がばまわれ」をすすめていきたいところです。自分に合う問題がわからない場合には、教科書の例題やそのレベルの問題を集めた問題集から解いてみるのも手。できなかった問題の解説を読んでもわからなかったら、教科書や参考書の該当項目を読み直したり、できるようになるまで同じ問題を何度も解いたりするのがコツ。基礎力が身につけば、解けなかった問題もだんだん解けるようになっていきます。

まとめ & 実践 TIPS

「全科目で同じ得点を目標にしている」「問題集を最初から解いていく」「応用問題をとにかく解きまくる」など、ここであげた勉強法のNGポイントは「効率的ではない」という点です。努力を確実に得点に結びつけていくためには、「効率」を考えた勉強法にチェンジしていくことが必要です。
とはいえ、受験生の勉強法に口出しするのはなかなか難しいものですよね。これらはひとつの例にすぎませんが、「がんばっているけど、なかなか結果に結びつかないみたいだな」などと感じられるときには、このような視点からお子さまの様子を見直してみてはいかがでしょうか?模試の結果の報告やふとした親子の会話の際に、アドバイスをする参考にしてみてくださいね。


出典:マナビジョン
受験生がついやりがちなNG勉強法とは?
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