【自由研究】お子さまのやる気を引き出す5つのコツ

夏休みなど長期休暇の自由研究は、「やらないといけないことはわかっているけれどなかなかやる気が出ない…」というお子さまも多いかと思います。保護者も「やりなさいと無理強いしてはいけないけれど、どうにかやる気を出させたい」と頭を悩ませている場合が多いのではないでしょうか。
そこで今回は、お子さまが自由研究のやる気を引き出すためのコツを5つご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

【1】計画を工夫して立てる

計画を立てると「いつまでに何をやる」という目標が見えるためモチベーションが上がりやすいです。大きな計画表を貼って“見える化”する方法も効果的ですよ。なお目標を達成したら色を塗ったりシールを貼ったりすると、小さな達成感を積み重ねられます。
また、計画の立て方もひと工夫してみましょう。例えば「8月○日にアリの巣を採集する」と単純に書くのではなく、「8月○日、アリ10匹を巣ごと捕獲!」と作戦のように書くとゲームのようにおもしろくなってきて、自由研究に対するやる気がアップします。

【2】研究をまとめるグッズを先に買っておく

ゴールが見えるとやる気が出てくるものです。研究が進まないときには研究をまとめるグッズを先に買って見えるところに置いておくとよいでしょう。「このスケッチブックに研究したことを書き込むんだ」というイメージがわくと先に進みやすくなります。
研究のテーマや内容に応じたまとめグッズを買うことがおすすめです。以下でご紹介するおすすめグッズも参考にしてみてください。

・1~3日でできるような実験や工作の場合:インパクトを出せる模造紙などの大きな紙
・工場見学の結果など工程や作り方の流れを紹介する研究の場合:写真を載せられるアルバムやスクラップブック
・図鑑やインターネットなどでいくつかの対象を調べて比較する研究の場合:1ページ1項目でまとめやすいスケッチブック
・数日かかるような観察や観測の場合:日記形式のノートブック

【3】学外のコンテストを目指す

学校に提出する課題、という位置づけだけではモチベーションが上がらないというお子さまには、「学外のコンテストに出してみたら?」とすすめてみてはいかがでしょうか。
明確な目標と適度な競争心がやる気をアップさせます。また入賞すれば自信にもなるでしょう。民間・公的問わずさまざまな機関がイベントを開催していますので、ぜひ調べてみてください。

【4】自由研究をサポートするイベントに参加してみる

自宅ではなかなか研究に取り組めないというお子さまの場合は、サイエンスイベントなどに参加する方法がおすすめです。イベントには実験教室や工作コーナーがあり、そこでの研究内容をそのまま自由研究として提出できます。
専門家の指導のもとで、自宅にはないさまざまな道具や材料、試薬を使えるため、研究の幅が広がる点がメリットです。家だとマンネリ化しやすい作業も、非日常的なイベントの場だとわくわくしながら取り組めます。

【5】保護者が期待していることを伝える

お子さまの自由研究が成功するよう保護者が声かけすることも大切です。例えば保護者が「自由研究っておもしろそうだね、早く結果が見たいな」といったようにお子さまの自由研究に期待をしていることを伝えると、お子さまは保護者の期待に応えようとして、本当に楽しく自由研究をするようになるでしょう。
腰が重いお子さまには、「去年の自由研究が楽しかったから今年も楽しみだね」などと伝えるだけでもよいでしょう。保護者の上手なサポートが肝心です。

やる気アップで研究のでき栄えもアップ!

やる気がアップすれば、自由研究を自分からすすんでやるようになるため、研究のでき栄えもよくなることが期待されます。今回ご紹介した方法をぜひ実践して、お子さまの自由研究に対するやる気をアップさせてみてはいかがでしょうか。
記念になるような研究レポートが完成するかもしれませんよ。

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