中学デビューでつまずかない! 学習ペースのつくり方
いよいよスタートする中学校での新生活。部活や友だちづくり、先輩・先生との接し方など、いろいろと慣れないことが多く、勉強に向き合う余裕がないかもしれません。でも、中学生活のはじめに学習のペースをつくっておくのは、とても大事なこと。今回の記事では、中学校での学習のペースのつくり方をご紹介します!
授業のペースに合わせて、学習内容を理解してしまうのが一番
小学校までの生活と、中学校の生活の大きな違いは何でしょうか? ひとつは勉強のレベルが高くなって、授業時間内に完ぺきに理解するのが難しくなること。もうひとつは、部活や学校行事で忙しくなり、家で勉強する時間がなかなか取れなくなることです。そのため、「予習・復習に取り組み、授業の内容をその日のうちに理解してしまうこと」「短時間でも毎日、勉強を続けられる工夫をすること」が大切になるのです。
予習として教科書に目を通しておくだけでも、授業の理解度がアップ
授業で習った内容をできるだけ、その時間内に理解してしまうには、予習が欠かせません。予習は英語と数学、国語を中心にするのがおすすめです。英語や国語であれば、教科書の本文にざっと目を通して、わからない英単語や言葉を調べておきましょう。授業で初めて本文を読むよりも、先生の話に集中できるので理解度が上がります。また、数学も基本例題だけは解いておきましょう。予習のときは、すべてを理解する必要はありません。解けなかった理由は授業で確認すればいいのです。また、復習は授業で理解できなかった部分のみ参考書や問題集を使って補強するようにしましょう。
1教科につき15分、毎日続けられるように工夫しよう
普段の予習・復習に多くの時間をかけなくてもOK。まずは宿題以外に1教科につき15分程度、時間をつくることをめざしましょう。勉強する時間帯は「晩ごはんを食べる前に取り組む」「夜は部活で疲れているから、朝30分早起きしてがんばる」など、自分の生活に組み込みやすく、毎日続けられそうな時間を考えましょう。どうしても平日に時間がとれなかった場合、週末にまとめて予習してもOKです。
普段の授業のペースに合わせて、内容を理解しておけば、定期テスト前にあわてることも減るはずです。学習ペースをつかむにははじめが肝心。充実した中学生活を送るためにも、スタート時にがんばって自分なりの勉強サイクルを見つけていきましょう。