中間テスト対策には自宅学習の強化が必須!

 満開の桜も散り、いよいよ新学期の幕開けのときです。そんな中、いきなり気になってくるのがお子さまの試験対策。入学後2ヵ月弱で中間テストが始まります。どうやったらよい成績が取れるのか、どんな対策をすればよいのか、わからないことだらけという親御さまも多くいらっしゃるのではないでしょうか。そこでどうやったら良い成績をとってもらえるかアンケートを取ってみました。

【質問】

初めが肝心!中学1年の娘に学年最初の中間テストで良い成績をとってもらうには?

 

【回答数】

やる気がでるように好きなご飯を作ってあげる:32%

GWを利用して自主学習の基礎を身につけさせる:19%

塾に通わせる:17%

娘が勉強している姿を監視する:3%

その他:29%

 

【アンケートについて】

■調査地域:全国

■調査対象:お子さまをお持ちの保護者のかた

■調査期間:2015年2月3日~2015年4月8日

■調査手法:Webアンケート

■有効回答数:100サンプル

 

 


意外と大事?母の手料理でモチベーションアップ!

 アンケートを行った結果、「やる気がでるように好きなご飯を作ってあげる」が最も多いという結果になりました。

 

・しっかりご飯を食べて気分を良くしてあげればしっかりとやってくれると思います。(40代/女性/専業主婦主夫)

・塾や勉強方法を教えても本人にやる気がないと意味がない、目の前で監視していたら中学生は今まで以上に勉強が嫌いになるので、本人のやる気をだしてあげることが大事。あとは目標値を決めてここまで届いたら欲しい物を買ってあげたり、どこかおいしいお店へ連れてってあげたり、ごほうびを与えるなどが良いと思う。(20代/女性/専業主婦主夫)

・何よりも、やる気になってもらわなければ話にならないので…好きな物を作ってあげたり、勉強を頑張ってることを褒めてあげる。(30代/女性/その他専門職)

・勉強しなさい!と言うより、子どもを信じて見守ってあげるのがいいと思います。(30代/女性/専業主婦主夫)

 

回答理由を読んでいて頻繁に出てきたワードは「やる気」。やはり両親からとやかく言われるよりも、自分からやるということが成績アップへの近道なのではないでしょうか。しかしながら自分からやる気を出してもらうというのもなかなか難しい、そこで有効なのがこのご褒美作戦です。日頃から子どもたちの好きなものを食事として出してあげる、そういった些細なことから子どもたちのやる気というものを押し上げられるようですね。

 

 

親が見る?プロが見る?分かれる意見

 アンケートの結果、「やる気がでるように好きなご飯を作ってあげる」に次いで「GWを利用して自主学習の基礎を身につけさせる」、「塾に通わせる」、「娘が勉強している姿を監視する」の順となりました。

 

・自分で学習する下地を作ってしまえば、あとは軌道に乗って勉強できると思うから。

・本来は、自主学習ができるように身につけさせるのが将来のためにもいいと思います。しかし、中学生ともなると親に反抗的になったりするので第三者の塾に頼るのも一つの方法だと思います。

・監視までは少し言い過ぎだと思いますが、一緒にリビングで勉強に付き合ってあげたいと思います。

 

子どもの勉強を親が管理するのか、それともプロである塾などの講師が管理するのかという選択でしょう。これについてはさまざまな意見がアンケートからもわかりました。「一緒にリビングで勉強に付き合ってあげたい」という声、「自主勉強は将来的にも必要」という声も見られます。反抗期という難しい時期に突入するお子さまも多いですが、ここでしっかり寄り添ってサポートしていくということが重要なのではないでしょうか。

 

 

成績に密接に関係する親の接し方

 アンケートの結果では「親の存在がかなり重要」ということがさまざまな点から伝わってきます。何だかんだ、家で長い時間を過ごすのは両親です。学習はもちろん、日常のさまざまな面からサポートをする。精神的に不安定な中学生という時期だからこそ、些細な気遣いも大きく影響するのでしょう。新学期最初の中間テスト、子どもを一方的に叱りつけたりするのではなく、両親も協力して一緒にがんばっていく、そして学習習慣を身につけていくといった対策を講じるなど、ちょっとした自宅での学習環境の工夫で良い方向へと導けるのかもしれませんね。

 

 

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