スマホを持つ子どもの保護者として“必要な心構え”3点
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今や中高生の生活必需品となりつつある、スマートフォン(以下、スマホ)。最近ではスマホで勉強する「スマ勉」などもはやっているようですが、便利な一方、スマホ疲れやトラブルに巻き込まれてしまう危険性も。
今回は、スマホを持つ子どもの保護者として“必要な心構え”を3点ご紹介します。
【1】トラブルを知る

使いようによっては無限の可能性を秘めているスマホ。学習に役立ててくれる分には保護者としてもうれしいことですが、それにともない、スマホによるトラブルが増えていることを忘れてはなりません。
むやみなSNSへの投稿に潜む危険性を理解し、詐欺アプリやネット依存、いじめ、出会い系被害など、スマホに増えているトラブルを保護者・本人ともに把握しておくことが大切です。
【2】子どもとルールを決めておく

新しくできた友達とコミュニケーションを取ることが多い時期。保護者として気に留めたいのが、子どもの「スマホ依存」です。過度なメールチェック、アプリの使いすぎなどスマホが一番のお友達になっていたら赤信号。「夕飯を食べている時は見ない」「就寝2時間前は使わない」など、ルールを決めてスマホの使い方を見直しましょう。
そのためには身近な大人が手本になって、スマホのない時間を豊かに過ごしたり、子どもと一緒に楽しめる時間をつくることも忘れてはいけません。
【3】子どもに変化があったら、放置せずに話し合う

利用時間の長さが目に余るようになったら、「最近どんなアプリがはやっているの?」などと話題を持ちかけてみましょう。保護者がこまめに話しかけることで、スマホを通じたトラブルや友達との不和があった場合にも、すぐに気づくことができます。
日頃から安心できる存在としてサポートするとともに、子どもが自ら判断できるように指導してあげましょう。
下記のサイトでは、お子さまを守るために知っておきたいスマホの基礎知識、危険性、子どもと話す時に知っておきたい言葉などを詳しくご紹介しています。
こちらも参考に、お子さまと一緒にスマホを上手に活用してくださいね。
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