リコーダーのタンギング練習法 「東京特許許可局」でメキメキ上達?

リコーダーのタンギング練習法 「東京特許許可局」でメキメキ上達?上手に演奏できれば、音楽がとても楽しくなるリコーダー。作曲家であり、リコーダーをはじめとするさまざまな笛の演奏家として活躍中の野田晴彦氏に、リコーダー演奏のカギとなる「タンギング」の練習法を教えてもらった。

 

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リコーダーを演奏する時、大切なことのひとつに「タンギング」があります。同じ曲を演奏する時、1音ずつ「トゥ、トゥ……」と舌で切るのが「タンギング」です。
上手な人に「きらきら星」などを演奏してもらってください。同じ曲でも、息を切りながら演奏するよりも、息を舌で切るタンギングをしたほうが、メロディの歯切れがよくなり、はっきりと聞こえます。難しく思えるかもしれませんが、「きれいに聞こえる」「かっこよく聞こえる」演奏方法のひとつとして覚えておくとよいでしょう。

 

演奏しながらのタンギングの練習は難しいのですが、とっておきの練習方法があります。リコーダーをくわえて、言葉を発してみましょう。最初は何でもかまいません。自然に舌が動いていることがわかると思います。たとえば「たこ焼き」「鳥取」「リコーダー」などは、舌がよく動きます。この練習の時は、指使いは何でもかまいません。好きな音で吹いてみましょう。言葉を発してみるだけでも「トゥトゥトゥトゥ」とタンギングの練習になっています。

 

また、たとえば「東京特許許可局」「総武線津田沼まで直行運転」のような「た行」の音が多い言葉を使うと、より「トゥトゥトゥトゥ」の練習ができるのでおすすめです。「た行」の多い言葉を保護者のかたや友達と出し合って、たくさん練習してみると、楽しくタンギングの練習ができるので、ぜひやってみてください。

 

出典:リコーダーを上手に吹きたい タンギングって何? -ベネッセ教育情報サイト

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