小学校の修学旅行、費用は3万円未満が最多 保護者の8割「妥当な金額」
ベネッセ教育情報サイトでは、小学校で修学旅行に参加した中学生以上のお子さまの保護者を対象に「小学校の修学旅行」をテーマにアンケートを行った。(アンケート期間:2014/5/21~2014/5/27 回答者数:1208名)。多くの小学校で実施される、思い出作りの修学旅行。クラスの友達と寝起きも共にすることは、多くの子どもたちにとって、とてもわくわくするイベントなのではないだろうか。
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まず、修学旅行に行く時期を伺ったところ、小学6年生の4~8月と9~12月が多い結果に。また、行き先を居住地別に集計してみると、北海道、関東、九州/沖縄に居住している場合は9割前後が同じ地方内を行き先としている、という結果が顕著だった。6年生とはいえまだ小学生。学校側も移動距離はなるべく短く、と考えているのだろう。他の地方でも、ほとんどが近隣の地方を行先としている傾向がみてとれた。ただし、近畿地方のみは例外的に中国地方への旅行が多いようだ。ちなみに修学旅行の目的は、「社会科見学」「歴史の勉強」「平和学習」という回答がほとんどを占めていた。
また、修学旅行にかかった費用は、3万円未満が多くを占めた。これについて保護者の8割近くが妥当と感じており、「高すぎる」「やや高すぎる」は合わせて2割弱にとどまった。
一方で、旅行に備えて、いろいろと揃えなければならないものもあり、半分以上の保護者が「修学旅行に備えて買って準備したものがある」と回答している。内容は下着やパジャマ、衣類の着替え、カッパや傘などの雨具、旅行用バッグなど。こういったものを買いそろえるためにも3,000円程度かかっているようだ。
その他にも、子どもがおみやげを買うための「おこづかい」も必要で、96.8%の保護者が「おこづかいを持っていった」と回答しています。ただし、9割が学校で決められた上限額がある、と回答しており、多くても5,000円程度となっているようだ。
出典:96.9%が「楽しんだ」小学生の修学旅行 行き先は近隣エリアが多い傾向 -ベネッセ教育情報サイト