小学生の自由研究、保護者のサポートはどこまで?
夏休みもいよいよ終盤。子どもたちの宿題は順調に進んでいるだろうか? 特に難関の自由研究は、子ども一人では手に負えない場合がある。「手助けをしてもよいものか……」と悩むが、初めての作業や技術面など、大人のサポートがどうしても必要な時も。子どもの自由研究を、保護者が上手にサポートするコツをまとめた。
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1)進め方がわからないなら手順の説明&キッカケを用意する
特に、小学校低学年のうちは、やり方の手順説明やテーマの難易度の見極めは一緒にしてあげましょう。「植物観察の進め方がわからないようだったので、初日だけ一緒にやったら、2日目からは自分で楽しんでやっていた」という子どももいるように、スタートのきっかけだけは作ってあげるとよいですね。
2)パソコンやデジカメ、実験道具などの技術面サポートを引き受ける
インターネットでの検索や、デジカメ写真のプリントアウトなどは保護者の出番。また、「実験キットの組み立て」など、道具のセッティングや使用方法の説明など、技術面では保護者の手助けが必要なケースも多いはずです。
3)自然環境での採集、施設見学、火を使う実験などは安全のためにも同行を
安全面からも保護者のかたが同行したり、実験を一緒に行ったりする場合があります。施設見学のために、施設に電話をかけて確認する作業も保護者の役目となりそうです。
4)まとめ方で困っているなら、声かけやサポートを
「大きな模造紙を前に、どうすればよいかわからず固まっていた」という子どもに代表されるように、「まとめ方」は子どもが最も困って、助けをもとめてくるところ。構成や、データ、画像の使い方などをアドバイスしてあげましょう。
保護者のサポートが必要なシーンでは、気持ちよく頼まれごとを引き受けてあげたいものです。子どものやる気を継続させるためにも、保護者が適度に手をかけることは大切です。