小学校では、なぜ「書くこと」を大事にするのか?

小学校では、なぜ「書くこと」を大事にするのか?小学校の授業では、文字が書けるようになると、文章を書く練習をたくさんするようになる。小学校時代になぜ「書くこと」を大事にするのか。ベネッセ教育研究開発センターが発行する学校向け情報誌「VIEW21」編集長の小泉和義氏が、その理由を語った。

 

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黒板をノートに写す、問題に対する答えを書く、日記や作文などの宿題が出される……。子どもたちは、文章を書きながら、そのプロセスで多くのことを考えます。「文章を書く」ことで、自分が考えたことや思いつきを、頭の外に出して見えるように(可視化)し、頭の中の思考を整理することができるようになります。

 

書くことの役割は、自分の思考を整理するだけではありません。たとえば、友達の発表内容に対する感想をメモに書いて渡したり、お世話になった人にお礼の手紙を書いたりします。感想メモや手紙は特定の相手に対して書くものです。そのため、相手が自分の文章を読んで、どんな気持ちになるのかを想像しながら書くことになります。同時に、文字を丁寧に書こうという気持ちも働きます。

 

また、小学校では鉛筆を主として使います。文字を書くことに慣れていない子どもにとって、鉛筆はシャープペンよりも書きやすいからです。そしてもう一つ、鉛筆は使えば使った分だけ長さが短くなります。先生は、「こんなに鉛筆を使って勉強したんだ」という実感を、子どもたちに持ってもらいたいのです。短くなった鉛筆を大切に筆箱に入れて使っている子どもも見かけます。ものを大切にするという気持ちは、自分にとって大切な道具だという実感から生まれるのかもしれません。

 

小学校では「書くこと」を通して、自分自身の考えや行為を順序だてて整理する力や、相手に自分の考えや気持ちを上手く伝える力を育てるとともに、道具の大切さも子どもたちに伝えようとしているのです。

 

出典:小学校では、なぜ「書く」ことを大事にするのか? -ベネッセ教育情報サイト

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