「家の周りで昆虫観察」自然を相手に遊ぶ!学ぶ!(1)[心と体を育む親子遊び]

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解説
春から秋にかけては昆虫観察に最適のシーズン。親子で外に出てみましょう。都心でもさまざまな虫が見つけられるはずです。
昆虫をただ見る、ただ捕まえるのではなく、重要なのは観察すること。観察力は物事を考えるうえで基本となる力です。自然の中で遊びながら五感をフル活用し、観察力を養いましょう。
また、自然を身近に感じ、自然のことを知るほどに「環境を守ろう」という意識は強くなります。昆虫観察をきっかけに、親子の話題が自然環境に発展するかもしれませんね。



水辺の虫も観察してみよう
6~7月ごろ、成虫になるトンボ。幼虫時代はヤゴと呼ばれます。ヤゴは公園・学校などのプールや池に生息しているので、プール開きの前に「ヤゴ救出作戦」を行う学校も多いようです。もしも家で飼うことができたら、食事風景を観察するのも楽しいでしょう。ヤゴのえさは釣りえさや金魚のえさとして売られているイトミミズなど。目の前にエサをぶらさげると、引き出しを開けるようにぬっと下あごが突き出て、エサを口に入れます。
※水辺での観察には必ず大人が付き添いましょう。

プロフィール


佐々木 洋

(財)日本自然保護協会自然観察指導員、東京都鳥獣保護員などを経て、長年にわたり環境教育・自然解説活動を展開。日本では数少ないプロのナチュラリスト(自然案内人)として、国内外の各地をフィールドに幅広く活躍中。著書に「野遊びハンドブック」(光文社)など。

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